フランス・プロリーグ機構(LFP)は9月30日、人種差別的発言をした疑いを持たれていたパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとマルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスに対して処分を科さないことを発表した。なお、ネイマールが日本代表DF酒井宏樹に人種差別的な発言をした疑いに関しては言及されていない。 9月13日に行われたリーグ・アン第3節のPSGとマルセイユによる伝統の一戦、“ル・クラスィク”では、試合終盤に両チームの選手が入り乱れる乱闘騒ぎが勃発。その中で、ネイマールはA・ゴンサレスの後頭部を殴打して退場処分を受けていた。試合後には、ネイマールがA・ゴンサレスから人種差別的な発言を受けたと主張。その一方でネイマール自身もA・ゴンサレスに対して同性愛者差別の発言を行っていた疑いが浮上していた。 だが、LFPは証拠が不十分だとして両者ともお咎めなしの判断を下した。「選