中国の主な新興電気自動車(EV)メーカーが、2024年6月の新車販売(納車)台数を発表した。中国EV市場全体が回復基調に乗り、ほとんどの新興勢が前月に続き販売台数を伸ばした。 1位の理想汽車(Li Auto)と2位の問界(AITO)は、いずれも4万台超え。問界は単月販売台数で過去最高を更新し、理想との差を約5000台に詰めた。3〜5位は蔚来汽车(NIO)、零跑汽車(Leap Motor)、極氪(ZEEKR)の順で、いずれも2万台超えを果たした。 以下に、主要新興EVメーカーの24年6月の販売台数ランキングと上期(1〜6月)の累計販売台数をまとめた。 1位:理想汽車 理想汽車(Li Auto)の6月の販売台数は、前年同月比46.7%増の4万7774台。上期の累計販売台数は18万8981台となった。4月末に納車が始まった中型SUV(多目的スポーツ車)「L6」が引き続き好調で、6月は2万台を突破