長崎市が平和祈念式典にイスラエルを招かなかったことについて、長崎で被爆した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の田中熙巳さん(92)=新座市=は「長崎市長は個人の考えではなく、『ガザで残虐な行為をしているイスラエルに来てもらいたくない』という市民や被爆者の気持ちを受けて、イスラエルを招待しなかった。それに対して怒ったり、いちゃもんをつけるのがおかしい」と指摘する。さらに「G7(先進7カ国)の大使が皆参加しないというのも不自然。説得できなかった日本政府にも責任があるのではないか」と話した。 絶対ダメ…川で抱き合う母娘、遺体だった もはや怖くない15歳女子、感情奪う戦争 無数の小さな手の意味 広島で被爆した県原爆被害者協議会(しらさぎ会)の高橋溥さん(84)=川口市=は「非核は人類全体の問題。差をつけず、地球全体のことを考えて皆を集めるべきではないか。今起きている目の前のことだけではな