『すみません、金利ってなんですか? 』(小林義崇 著、サンマーク出版)とは直球な印象のあるタイトルですが、これは本書の担当編集者の偽らざる本心なのだそうです。 僕は社会人6年目を迎える28歳・会社員で、普段は書籍の企画を立てて、本を作る仕事をしています。家に帰れば、妻と2歳の息子がいます。 この本は、ある悩みが発端でできました。それは、「お金のことがまったくわからないまま大人になってしまった」という僕自身の切実な悩み。 「お金のことがわからない」といっても、「株やFXで資産形成するには」「仮想通貨で儲けるには」といった高いレベルの話ではありません。 「金利」「定期預金」「源泉徴収」……世間ではごく常識とされているらしい、お金にまつわるこういった言葉がわからない、「そもそも株ってなんですか?」そんなレベルです。(「はじめに」より) そこで本書では“お金知識ゼロ”の立場から、かつて国税局に勤務