櫻子「私に料理を教えて欲しいんです!」 結衣「料理?」 櫻子「はい! ダメですか?」 結衣「別にいいけど……またご飯当番?」 櫻子「あ、いえー、当番とかじゃないんですけど」 結衣「そうなんだ? だったら、どうして急に?」 櫻子「いやあ、私もそろそろ料理のひとつやふたつ出来た方がいいかなーって思いまして」 結衣「へえ、立派だね」 櫻子「えへへ!」 結衣「確かに、当番で台所に立つ機会が多いなら覚えてて損はないよね。お家の人も助か――」 櫻子「将来、向日葵に愛妻弁当とか作ってあげたいですしね!」 結衣「∵」