ご機嫌さまー。忌々しき年末恒例行事『ひとりアカデミー賞』のお時間がやって参りました。 去年も読んでくれたヘヴィ読者にとっては慣れたもんだよ。今年レビューしたすべての映画の中から各部門ごとにノミネート作品を3本選んで栄えある一等賞を決めようじゃないか、という恐ろしく自己完結した企画です。 ていうか、こんなわけのわからない記事ごときに余暇という余暇を根絶やしにされて大変遺憾であります。されど『ひとりアカデミー賞』を始めて早9年、今となっては私の意に反して悠久の歴史を持つ権威ある映画賞と化してしまったので、おいそれと辞めるわけにもいかない。もはや私の一存ではどうすることもできないのです。戦争のようにな。 ちなみに去年の授賞式では主演男優賞に犬がかがやくというハプニングが起きてしまったので、今年は「ベスト動物賞」なる部門を新設。演技賞を荒らしかねない動物は全てこっちに流し込んだ。 ほかにも幾つかの