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  • こまばアゴラ劇場 閉館のお知らせ| お知らせ| アゴラ企画

    日頃より、こまばアゴラ劇場をご支援いただきありがとうございます。 まことに残念ながら、こまばアゴラ劇場は2024年5月末をもって閉館することとなりました。また、それに伴い私も芸術総監督の座を退任することとなります。これまでの皆さんのご愛顧に感謝いたします。 もともと、こまばアゴラ劇場は、私の父平田穂生が銀行から多額の借金をして開業したものでした。その後、私が23歳で支配人に就任し、多くの方々のご支援もあり、どうにかここまで経営を続けてきました。 しかしながら、現在も負債は多く残っており、私の人生の残り時間を考えると、健康上など不測の事態が起きた場合に、債務不履行の状態に陥る懸念があります。そこで、債務超過に至っていない今の段階で資産を処分することといたしました。 いずれはこのときが来ることを覚悟していましたが、コロナ禍、諸物価の高騰、メンテナンス費用の増大などがあいまって早めの決断を迫られ

    • 閉館目前に平田オリザが語った、こまばアゴラ劇場の先駆性。「民間の小劇場としてやれることは限界までやった」

      閉館目前に平田オリザが語った、こまばアゴラ劇場の先駆性。「民間の小劇場としてやれることは限界までやった」2024年5月末をもって閉館すると発表された、東京・目黒区の「こまばアゴラ劇場」。同劇場の開館から約40年にわたる歴史を、芸術総監督を務める平田オリザにインタビュー。見えてきたのは、演劇を取り巻く時代の変化と場所性、未来を見据えた挑戦の軌跡だった。 聞き手・文=望月花妃 撮影=軍司拓実 こまばアゴラ劇場 外観 開館と閉館、それぞれの背景──閉館が決まったこまばアゴラ劇場について、まず開館の経緯をお聞かせください。 この劇場の始まりは、僕の父が1984年に自宅を改装して建てたというものでした。当時ここは木造の2階建てで、表側は商店街。それも昭和の時代ですから、商店街もまだお店がたくさんありました。僕の父は売れないシナリオライターでしたが、若い頃に演劇をやっていたので自宅を劇場にするのが夢だ

        閉館目前に平田オリザが語った、こまばアゴラ劇場の先駆性。「民間の小劇場としてやれることは限界までやった」
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