【読売新聞】 埼玉県三芳町で2017年、オフィス用品通販大手「アスクル」(東京)の物流倉庫が燃えた火災は、倉庫内での段ボール回収作業が原因だったとして、アスクルが回収業者「宮崎」(愛知)に約101億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判
アスクル物流センター火災で古紙回収業者に約51億円の賠償命令 2023/05/01 訴訟対応, 契約法務, 民法・商法, 民事訴訟法 はじめに オフィス向けの事務用品を中心に通信販売を行うアスクル株式会社。その物流センターで2017年に火災が発生しました。アスクル側は、火災の原因は、当時出入りしていた古紙回収業者、株式会社宮崎(愛知県清須市)の従業員による不適切なフォークリフトの使用にあると主張。2020年8月6日、約101億円の損害賠償を求め、東京地方裁判所に提訴していました。4月26日、東京地裁は、株式会社宮崎側の過失を認定、約51億円の損害賠償を命じました。 火災の経緯 問題となった倉庫火災は、2017年2月16日の午前9時ごろに出火。そこから鎮火まで2週間近くを要する非常に大規模な火災となりました。出火したのはアスクルの倉庫「ASKUL Logi PARK 首都圏」で、報道など
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