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オマーンの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • オマーン帝国の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    インド洋交易を支配した帝国オマーン 帝国といえば、英仏独といったヨーロッパの国や、オスマン帝国、清帝国、ムガル帝国、ロシア帝国といった近代ユーラシアの大国、あるいはもっと時間がくだって、アッシリア帝国とかローマ帝国、ペルシア帝国を想像する方も多いかもしれません。 今日のテーマはオマーン帝国です。 オマーンはアラビア半島の東南部にある国で、首都はマスカット。あまり国際的な知名度が高い国ではありませんが、かつては東アフリカに領土を持ち、インド洋交易を支配する海上帝国、海軍大国でした。 オマーンがどうやって大国に成長したか、解説していきます。 1. ポルトガル支配以前のオマーン オマーンは紀元前から人が集落を作って住んでいましたが、歴史に登場するのは7世紀にイスラムが進出してきてからです。 オマーンのイスラム教は、世界的に見たら少数派であるイバード派が多数派を占めるところに特徴があります。 イバ

      オマーン帝国の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    • オマーン 中東の国を静かに旅する - 運河

      エジプトを巡ったあと、アブダビを経由してオマーン・マスカットに到着した。オマーンは良い国だと複数の友人から前から話に聞いていた。 オマーンはアラビア半島の南東、ドバイやアブダビのあるアラブ首長国連邦の南側にある。 エジプトで心を消耗したあと、丸1日かけた移動で体力も消耗していた。マスカットに着いたのが深夜2時だった。空港からホテルまでタクシーで移動した。 タクシー運転手のおじちゃんがちゃんとメーターを使ってくれてしかも料金の端数をまけてくれて、普通の優しさに泣きそうになる。普通のタクシーに乗れるだけで感動してしまう。 大人の静かな国 翌朝起きて街を歩いていると、ああここはすごくいいな、と思った。すぐに好きになった。 まず、道が綺麗で歩きやすい。なんだかツヤツヤしている。自由にフラフラと歩ける。 外の雰囲気が全体として静かだ。ちょっと不思議に感じるけど、歩いている人をあまり見なくて、普段でも

        オマーン 中東の国を静かに旅する - 運河
      • オマーン(7)エピローグ - Le Chèvrefeuille

        オマーン旅行を振り返ってまとめてみると、やはり時間がたってしまったからなのか、「極端な表現だが,写真だけがむなしく残って,記憶は風化していく。些末な部分は跡形もなくなってしまう」という某氏のブログの一節が思い出される。殊にこのオマーン旅行に関してはあまり記憶がなく、自分が敢行した最近の数少ない単独海外旅行の中でも最も印象が薄い。 当時自分が喪失感や罪悪感から逃れるような気持ちで旅行していたからなのか、あまり目の前に現れる景色やそこに住む人々に関心がなかったのか、それともプライベートカーによる移動が主体で現地の方々とのふれあいが希薄だったからなのかはわからないが、ともかく海外旅行の醍醐味ともいえるはずの、心の奥深くまで楔を打ち込まれたような感覚は、この旅行ではそれほど体験されなかった。今となってはただ砂漠のように何もない色褪せた景色と乾いた空気、そして当時の自分の根底にあった、ガラスのショー

          オマーン(7)エピローグ - Le Chèvrefeuille
        • オマーン旅行 2024 - しょ〜うぃん広場

          2024年のゴールデンウィーク前半はオマーンの首都マスカットに旅行に行ってきたのでその旅の記録を書く。 GWに妻が子どもを実家に連れて帰るとのことで、5日間の自由時間が手に入ったので、ここぞとばかりに海外旅行行きを決めた。 なぜオマーン 5日しかなく、複数国を回るような旅行は向いていないので、単発で興味がある国を選ぶことにした。悲しいことに、オマーンに旅行に行くと言うと大抵周りの人は、「え、オマーンてどこ?」「なんでそんなとこ行くの?」しか言ってこない。 オマーンを選んだのは以下の理由からである。 中東の国に行ったことがない 中東の中ではUAE、カタールと並んで治安の良い国 ドバイと比べて外国人労働者が少なくてよりアラブ文化を知れそう 人生初の砂漠に行ってみたい そのうち人口世界一の宗教になるイスラムの文化を感じたい 旅行の記録 計5日間の旅行だが、フライトが片道15時間ぐらいかかるので現

            オマーン旅行 2024 - しょ〜うぃん広場
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