12月22 2024年の新書 カテゴリ:その他 今年は豊作の1年だったのではないかと思います。毎年、上位5冊を選んでいますが、今年は結構悩みました。特に中公新書のラインナップが充実しており、毎月のように面白い本が出ていました。 ということもあって読んだ割合でも中公が多く、そのせいもあって中公、岩波、ちくま以外の新書についてはあまり読めていないです。 あと、漠然とした印象としては、各社ともややページを抑え気味にしているような気がします。今年はブロックみたいな分厚い新書はあまり目立たず、200〜300ページ程度の新書らしいいサイズ感の本が多かったですかね(もちろん、価格の問題もあるのでしょうが)。 では、まずベスト5をあげて、それから何冊かを紹介したいと思います。 中国農村の現在 「14億分の10億」のリアル (中公新書)田原史起中央公論新社2024-02-21 中国農村へのフィールドワークに