春日井市東野町西の小学4年生、浅野想大(そうた)さん(9)はトンボ博士だ。市内に生息する15種類以上を採集して写真やスケッチで記録し、自宅ではさまざまな種類のトンボの幼虫ヤゴを飼育している。昨夏からは大人たちに交じって全国調査の調査員としても活躍。身近な生態をもっと知ってもらいたいと、8月1~8日に春日井市少年自然の家(同市廻間町)で、これまでの成果をまとめた展示会を開き、自ら解説員を買って出る。 (牧真一郎) 小学校に上がる頃から大の虫好き。昆虫採集で見つけたチョウなどを写真やイラスト付きで紹介したオリジナルの図鑑にまとめた。自宅の一室に蚊帳をつり、クワガタなどさまざまな昆虫の世話をしてい...