企業や組織の幹部ともなれば接待の誘いは付き物だ。業務に必要でも、適度な距離感を保たなければ築いた地位すら失いかねない。取引先から繰り返し受けた「ゴルフ接待」を理由に解職された生活協同組合の組合長ら。解職理由とされた内容は誤りなどとして組合側を提訴したが、裁判で明るみに出たのは自ら積極的に接待を求める姿だった。出張の「裏行程表」「料理やコンパニオンで趣向を凝らしてもらいありがとうございました。
経営者やビジネスパーソンに愛され続けるゴルフは、接待手段として利用しやすく、しかも会社の経費になるなど経営上のメリットは大きい。しかし、明確な目的を持たず、いつものメンバーの交流の場として活用し続けているのであれば、実はそれほど経営上のプラスにはなっていないのかもしれない。会社の業務との関連性の薄い仲間うちのゴルフであれば、経費にすることも危うい。 もちろん、ゴルフを経費にすることよりも、相談相手となってくれる経営者との出会いの場としての価値や、最新の経営情報を収集するための交流の場としての価値を重視する経営者もいるだろう。しかし残念なことに、ゴルフ人口は減少に向かっている。 この記事では、経費になるゴルフ代、経費にならないゴルフ代の判別方法を解説するとともに、地方経営者における経営相談相手の確保や情報収集の重要性を考慮した上で、あえてゴルフによる交流のデメリットを考えてみる。 ゴルフ代金
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