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  • (小説・ショートショートの書き方)厳選・オススメ本はこれ!(その❶)番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

    厳選・オススメ本(その❶) 小説やショートショート、そしてブログ・コラム・エッセイと、広く書く事に関しての本には共通して参考に出来る部分が沢山あります。今回のオススメは、広く『書く事』について参考にしていただける本をご紹介します。 【CONTENTS】 設定に関する本 創作に関する本 推敲に関する本 技術に関する本 R・ヒラサワの本 設定に関する本 小説を書く上で、『場面設定』は重要な要素です。そして、これらの『場面』ですが、本来は実際に現地で取材するのが良いのですが、なかなか全てをそのようには出来ないものです。 現在はネットでの調査がかなり有効で、まるで現地に行ったかのような情報も入手出来る時代です。しかし、ネット上には沢山の情報があふれている為、場合によって欲しい情報に上手くたどり着けない事もあります。 紙媒体である『辞典』などの場合、欲しい情報にダイレクトにたどり着けます。今回オスス

      (小説・ショートショートの書き方)厳選・オススメ本はこれ!(その❶)番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
    • (『デジャヴ』がテーマの作品例)新作ショートショート(11)/夢の続き - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

      新作ショートショート(11)/テーマ(デジャヴ) 夢の続き 「この光景は、確かに見た事がある……」 男は見覚えのある街の中に居た。それはかつて、小学生時代を過ごした、小さな街に違いなかった。 記憶にある光景と比べると、ある程度変わった場所もあったが、特徴的な地形と当時からあるタバコ屋が、男の記憶の裏付けとなった。 問題は、ここまで来た交通手段だ。通常ならば、電車とバスを乗り継ぐ筈だが、その気配も無く、気付けばここにいた、と言う感覚だった。 男は意識の中で、うっすらと現実世界ではない事を感じてはいたが、自分の意思ではどうする事も出来なかった。今は、夢の中にいるのだ。 男は自力で目覚める事が出来なかった。と言うよりも、むしろ目覚めたくなかった。何故なら、この先に楽しい展開が待っているからだ。 ー夢の中では、いつもこうだー 街の中をしばらく歩くと、いつも左手の角にタバコ屋が現れる。そこを曲がって

        (『デジャヴ』がテーマの作品例)新作ショートショート(11)/夢の続き - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
      • 【この写真は何と言っているか?】その3 - おたかぴーのショートショート

        上の写真は何と言っているか、答えなさい。 (答え1) 「今日出したら、お正月に届くよね、」 (答え2) 「期日前投票はこちらです」 (答え3) 「あー、大人二枚」 (答え4) 「姉さんごめんねー、今度のマンション、ペット飼えなくてさ、大丈夫、噛まないから」 よろしければ 応援クリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

          【この写真は何と言っているか?】その3 - おたかぴーのショートショート
        • (『無料』がテーマの作品例)新作ショートショート(6)/ゼロ円サービス - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

          新作ショートショート6/テーマ(無料) ゼロ円サービス 「本当に無料なんだよね?」との質問に「ええ、勿論です」との答えだった。そして私は、更に続ける。 「じゃあ、これもそれも、あれもこれも全て無料って事?」 「確かにおっしゃる通り、全て無料でございます」 私宛に怪しい葉書が届いたのは、一週間ほど前の事だった。『ゼロ円サービス』とだけ書かれたシンプルな葉書の裏には、この建物までの案内地図が書いてあった。 私は普段から慎重なタチだ。普通ならこの様な手口の営業には乗らない。だけど、今回は乗った。何故か? あまりにも情報が正確過ぎたのだ。私の生年月日に始まり、勤務先に趣味等々、おまけに、昔のニックネームまで合っていた。 一応、事前に電話をかけた。怪しい商売なら、この時点で気付く筈だ。所在地を記しておきながら、実はそこに会社が無かったり、明かに電話が転送だったりと、事前に確認出来る要素は幾つかあるの

            (『無料』がテーマの作品例)新作ショートショート(6)/ゼロ円サービス - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
          • ショートショート 変わったスプーン(4)つぼ鏡 - tn198403s 高校時代blog

            そのスプーンは変わっていた。 高校生のDと10歳も離れた姉は、長い入院生活の中で、毎日のように手に持って眺めていた。 「そのスプーン、よく手にしてるけど、何かあるの?」 と聞くと、姉は 「このスプーンは、母の形見なの。これを見ていると、少し元気になれるのよ。」 と言う。幼い頃に母を亡くしたDは、母の記憶があまりない。姉は見るのに満足したのか、スプーンを木箱に入れ、赤い布をかけて蓋をした。 「もし、私が生きてこの病院を出られなかったら、これをDにもらって欲しいの。私の形見として。」 「嫌よ。そんな縁起でもない話、聞きたくないわ。」 「はいはい。Dは、ちょっとでも暗い話になると不機嫌になるんだから。そうだ、今日は天気もいいし、散歩に付き合ってくれないかな。」 Dは姉が車椅子に移るのを手伝い、病院の庭に出た…。 あれから、もう半年が経った。結局、姉に頼まれた通り、木箱に入ったスプーンはDがもらい

              ショートショート 変わったスプーン(4)つぼ鏡 - tn198403s 高校時代blog
            • (小説家になりたいと思う人の為のまとめ記事)/番外編まとめ記事(7) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

              番外編/まとめ記事(7) 小説の書き方に関するコラムのまとめです。ショートショート作品ではなく、記事をメインで読みたい方の為にまとめてみました。 コラムは通常、前編と後編に分かれていますが、今回はメインとなる後編のみを5記事掲載しています。 【CONTENTS】 アイテムの使い方 さりげないセリフ 計画的な展開 文章に変化をつける方法 文章に変化をつける方法❷ アイテムの使い方 小説の中に出てくる『アイテム』。これらは物語の中で重要な役割を果たします。 そして同じ『アイテム』でも『主役』と『脇役』の様な割り当てがあって、この回はそのあたりの解説をしています。 rhirasawanb.hatenablog.com さりげないセリフ 作中の『セリフ』が物語の進行を左右する事は勿論あるのですが、今回は『さりげないセリフ』。一見、特に意図されたものでないように見えても、実は大きな役割を担っている場

                (小説家になりたいと思う人の為のまとめ記事)/番外編まとめ記事(7) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
              • (小説・ショートショートの書き方ブログ)今回の作品/ごくありふれた殺人 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                今回の作品/ごくありふれた殺人 電車で同僚と家路につく中、何気なく見たネットニュース。それはよく見かける殺人事件で、情報が氾濫する中では『ごくありふれたニュース』に過ぎなかったが……。 ショートショート『ごくありふれた殺人』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 テーマからの発想 POINT1:タイトル POINT2:書き出し POINT3:ユーモア POINT4:前半のストーリー POINT5:展開〜オチ 総合的なポイント コラム/理由のある動き(前編) テーマからの発想 テーマは『ネットニュース』です。 物騒なお話ですが、最近は本当に『事件』が多いですね。確かに報道されていない事も沢山あるんでしょうけど、昔よりも『怖い事件』が増えている様に思います。ですから『続報』も、一体どの事件の話なんだろうと思ってしまう事もあって、アイデア

                  (小説・ショートショートの書き方ブログ)今回の作品/ごくありふれた殺人 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                • (Amazonで売れる本のタイトル)気になるタイトル(5) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                  気になるタイトル(5) 小説のタイトルがとても大事な事は、いつも申し上げている事なのですが、今回も私が書店で気になったタイトルの本をご紹介します。 『数字』は具体的に色々な事をイメージしやすく、タイトルの付け方によって説得力も加わります。今回は数字の入ったものと、そうでないもの一冊です。 【CONTENTS】 ひとつむぎの手 52ヘルツのクジラたち 月まで三キロ 九十歳。何がめでたい 交通誘導員ヨレヨレ日記 R・ヒラサワの本 ひとつむぎの手 こちらは医療界をリアルに描いた感動作です。人として大切なものを考えさせられる一冊。やはりタイトルにも『深み』があります。 リンク 52ヘルツのクジラたち 52ヘルツと言う高い周波数は、『届かない声』を表現した見事なタイトルです。人生を家族に搾取されてきた女性と、母に虐待られていた少年の出会いを描いた物語。 リンク 月まで三キロ 表題作は人生に疲れた男性

                    (Amazonで売れる本のタイトル)気になるタイトル(5) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                  • (突拍子もないアイデアの誕生)コラム/周辺の困った人物の創作への活用方法 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                    周辺の困った人物の創作への活用方法 兼業作家である私は、一般企業での仕事もある訳ですが、周辺人物が全て自分に協力的な訳ではなく、中には『妨害』や『企て』などもあって、時に『サスペンス劇場』なみの推理が必要になる場合もあって、かろうじて『命だけは狙われていない』程度の安心感しかありません。 でも、この様な環境は『創作現場』において『突拍子もないアイデア』を生み出すには『有効』かもしれませんね。 【CONTENTS】 持ち物を隠す 商品の『混入』や『持ち出し』 事実無根の誤った情報を周囲に広める まとめ 持ち物を隠す 仕事中に会社を抜けて、営業等で外出中に自分のも持ち物が隠されている場合です。 そもそも『善人』である貴方は、きっとこの様な事をしようと思っても、その方法を思い付かないでしょう。しかし、周辺人物はそれをやってのけるのです。 さて、ここで『推理』です。貴方が外出中に、その人物はどうや

                      (突拍子もないアイデアの誕生)コラム/周辺の困った人物の創作への活用方法 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                    • (初心者必見! 小説の書き方のルール)番外編/投稿済み作品集(4) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                      投稿済み作品集(4) この作品集は小説コンテストサイト『時空モノガタリ』様に投稿、掲載されていた物ですが、当ブログでも閲覧出来る様、掲載させて頂いているものです。 【CONTENTS】 リポート 未来から来た男 リポート 「ねえねえ、シオリ。こんなクーポンもらったんだけど、今度食べに行かない?」 ムツミはどこかで割引クーポンをもらったようだ。 「うん。いいけど、何のクーポンなの?」 「や・き・に・く」 「焼肉かあ……」 「あれ? シオリって焼肉嫌いだっけ?」 「そ、そうじゃないんだけど……」 シオリの脳裏に『モコ』の事が過った。 『モコ』は、最新型の人工知能を搭載したロボットで、先月から始めたダイエットコースの重要なアイテムだ。 三カ月契約で始めたコースは、ロボット一機のレンタルと、電話サポートがセットになっている。 毎日出力されるモコのリポートでは、先週はカロリーオーバーの為、今週は控え

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                      • (『婚活』がテーマの作品例)新作ショートショート(10)/バロメーターリング - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                        新作ショートショート(10)/テーマ(婚活) バロメーターリング 年々増加する傾向にある夫婦の離婚率。これについては新聞や雑誌、そしてテレビやネットで幾度も取り上げられ、結婚を考える若年層を晩婚化させる要因となっていた。 結婚相談所にとって、死活問題となる晩婚化。これをなんとか食い止めようと、関係者は常に頭を悩ませていた。お見合いパーティーの活性化やネットでのマッチング。様々な戦略によって、結婚するカップル数は増加しつつあったが、問題は『離婚率』の方であった。せっかくゴールしたカップルも、別れてしまったのでは、元も子もないのである。 そして、最近になって有効なサービスとして、『シミュレーション』が注目され始めた。結婚を考えている男女の細かい情報を入力し、先々の離婚の可能性まで割り出した上でマッチングを行う。 このサービスで生まれたカップルは順調な夫婦関係を続けており、世の中の離婚率は徐々に

                          (『婚活』がテーマの作品例)新作ショートショート(10)/バロメーターリング - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                        • 【ショート漫画】その4 〔あの二人???〕 - おたかぴーのショートショート

                          一昨年、ワイドショーを賑わせたあの二人、 他にも、高速道路に家族の乗った車を停車させて、 後続の車に両親が轢かれる事件を起こした奴もいました。 この二件に共通しているのは、彼女を乗せていて、 彼女に、自分を大きく見せようとしている所だと思います。 逆に私は、周りに「自分はこんなにダメだよ」と話します。 すると、周りはアドバイスをくれたり、助けてくれます。 『ダメ人間万歳!』 🙇‍ 応援クリックお願いします。🙇‍ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

                            【ショート漫画】その4 〔あの二人???〕 - おたかぴーのショートショート
                          • Kindle版電子書籍で『売れる本』と『売れない本』/番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                            Kindle版電子書籍で『売れる本』と『売れない本』 2021.02.28にKindle版電子書籍を出版しましたが、私が出版社を通さない『セルフ出版』をしたのは初めてで、今回の出版で色々と分かった事がありましたので、今後『出版』を予定されている方のご参考にと、記事にしてみました。 【CONTENTS】 『出版社経由』と『セルフ』での著書の仕事の違い 本の売れ方 問題点の改善 更新のタイミング 『売れる本』と『売れない本』 『出版社経由』と『セルフ』での著書の仕事の違い 私のデビュー作は『出版社経由』だったので、『編集』や『プロモーション』等は全て出版社の方々によるものでした。しかし『セルフ出版』は、これら全ての作業を著者自身が行います。以下は代表的な作業です。 【出版社経由での著者の仕事】 ❶原稿の執筆・推敲 ❷出版前原稿の最終チェック(編集者でチェック済み) ❸表紙デザインのセレクト(出

                              Kindle版電子書籍で『売れる本』と『売れない本』/番外編 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                            • (『家出』がテーマの作品例)新作ショートショート(19)/家出人捜索 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                              新作ショートショート/テーマ(家出) 家出人捜索 「マサミ、この放送を見てたら父さんに連絡をくれないか……」 テレビの中で、家出した娘に向かって呼びかけている場面だ。 時々、生放送で未解決事件などを報じる番組で、行方不明者の情報提供を視聴者に求める事もある。いま流れているのは、当時十七歳の娘で、家出から既に二年間経っているそうだ。 「帰って来ねえって……」 オレは思わず呟く。若い頃の自分とダブったのだ。 親なんていつも勝手だと思う。この娘の話にしても、両親の離婚や再婚が家出の原因の様で、その被害を受けたのは娘の方だ。オレが家を出たのも、ちょうど十七歳の時だった。 父は小さいながらも会社の経営者だった。若かった母は初婚だったが父の方は再婚で、オレとは四十歳離れていた。 ワンマンだった父に、ついて行けなくなった母は、オレを残して家を出た。金銭的な余裕がある為、父は色んな物をオレに与えたが、心は

                                (『家出』がテーマの作品例)新作ショートショート(19)/家出人捜索 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                              • (ショートショートのアイデア) ストレスシートからの物語(4) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                ストレスシートからの物語(4) 物語を書く場合、『ネタ元』となる何かしらのヒントが必要です。それは意識して浮かぶ場合もあれば、突然何かがきっかけになる事もあります。大事なのは常にチャンスがあれば書き残す事を意識するのと、多くのチャンスを自ら作る事です。『ストレスシート』もチャンスを作る方法の一つです。今回は第四回目となります。 初めてご覧になる方は、以前の記事もご参考に。 ストレスシートからの物語1~3はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com rhirasawanb.hatenablog.com rhirasawanb.hatenablog.com rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 ストレスシートの内容 ここからのアイデア ストレスシートからの物語 タイトル 書き出し ユーモアとポイント そして最後に ストレスシートの内

                                  (ショートショートのアイデア) ストレスシートからの物語(4) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                • 床上五センチ書店@ほんまる神保町 on X: "今年のこれまで。 メフィスト賞(長編)は一次選考で落ちた。 すばる文学賞(短編)も一次選考で落ちた。 あたらよ文学賞(ショートショート)も一次選考で落ちた。 ヨーカドー津田沼店の閉店にあてて書いたエッセイは、なぜかTwitterでバズって合計10万いいね以上。 そうはならんやろ。"

                                  • (小説・ショートショートの書き方ブログ)番外編/作家の本棚には少し怪しい本もあると言うお話 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                    番外編/作家の本棚には少し怪しい本もあると言うお話 小説に限らず、何かしら文章を書くには、それなりの『資料』が必要になります。『基本』は『現場での取材』なのですが、時間や費用の問題もあれば、実際には入れない(入らない方がいい)現場もあります。 著名な作家の方々は、様々な資料をお持ちだと思いますが、今回はとても地味に活動している『私』の本棚と、時々目を通す冊子等をご紹介します。 【CONTENTS】 小説・関連書籍 構成に関する書籍 撮影に関連する書籍 デザイン等に関する書籍 辞書的なもの 実用書的なもの 趣味・デザイン的なもの フリーの求人情報・住宅情報 そして最後に 小説・関連書籍 【特に参考にしている作家さん】 長編(国内)伊坂幸太郎さん、東野圭吾さん、野沢尚さん (海外)スティーブン・キングさん、ダン・ブラウンさん、トマス・ハリスさん、 短編(国内)阿刀田高さん (海外)フィリップ・

                                      (小説・ショートショートの書き方ブログ)番外編/作家の本棚には少し怪しい本もあると言うお話 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                    • (解説から学ぶ小説書き方ブログ)今回の作品/秘密、コラム/意外な結末の作り方(前編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                      今回の作品/秘密 四十五歳の主人公は、会社の忘年会で急接近した事務員の女性と不倫関係になり、いつしかそれは『本気』となった。いつまでもこの状態を続けられない。やがて主人公は、妻へ離婚話を切り出すが……。 ショートショート『秘密』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 テーマからの発想 発想からのキーワード選出 POINT1:タイトル POINT2:書き出し POINT3:ユーモア POINT4:前半のストーリー POINT5:展開〜オチ 総合的なポイント コラム/意外な結末の作り方(前編) テーマからの発想 今回のテーマは『秘密』です。『秘密』と言えば、既に怪しい雰囲気が漂っていますが、やはり『悪い事』をしているイメージが強いですね。今回は、素直にその流れ通りの作品となっています。 この様にイメージの強いワードの場合、その逆のパター

                                        (解説から学ぶ小説書き方ブログ)今回の作品/秘密、コラム/意外な結末の作り方(前編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                      • こんなのアリ!?不思議でおかしなお仕事ショートショート |

                                        『日替わりオフィス』 田丸 雅智 (著) 幻冬舎文庫あらすじ総務の地味な江崎さんのもとに、多くの男性が群がる謎、アイデアの天才・同期のモニワくんからアイデアを奪った男、恋人がいなくても疑似恋愛できる装置を使った女性に起こった出来事…。どこかの職場で起きているかもしれない、とっても奇妙でおもしろいお仕事ショートショート。 総務の江崎さんに男性が群がる秘密を探ろうと、後をつけると一軒の中華料理店へ入っていったのです。そして「奉公酒」というお酒を皆で飲みはじめました。店員が説明してくれた「奉公酒」の効能とは。 まとめそんなのあり!?といった、仕事にまつわるおかしな出来事を描いたショートショート集。現実に対してちょっぴり皮肉な目線を向けながらも、思わずニヤリとしてしまうようなユーモアがどの作品にも潜んでいます。あなただったらどれを試してみたいですか?読後に語り合うのも楽しい一冊です。 <こんな人に

                                        • (小説を推敲する本当の意味)コラム/ブラッシュアップの手順(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                          ブラッシュアップの手順(後編) 小説に限らず、文章を書いた後は『推敲』が必要になります。それは誤字や脱字のチェックであったり、物語の辻褄の合わない部分を整えたり、全体の構成を見直したりと様々です。広い意味で物語をスマートに、スリムにする作業なのです。 【CONTENTS】 ショートショート『Recipe』の例 ショートショート『新生物』の例 そして最後に ショートショート『Recipe』の例 ショートショート『Recipe』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com タクミの一人目の彼女はモデルだった。つまり容姿のいい人である。二人目は有名な国立大学に通う頭のいい人で、三人目は声優をやってる声のいい人。四番目であるコトネは料理の腕がいい人で、新たに加わった五人目は運動神経がいい人のようだ。 ❶タクミの一人目の彼女はモデルだった。つまり容姿のいい人である。 ❷

                                            (小説を推敲する本当の意味)コラム/ブラッシュアップの手順(後編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                          • (解説から学ぶ小説書き方ブログ)今回の作品/スミレ先輩、コラム/ラストの締めくくり(前編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                            スミレ先輩 仕事も恋愛も完璧にこなす憧れの先輩。全てがパーファクトな先輩はいつも色んなアドバイスをくれる。それは仕事から恋愛の話まで。そんな完璧な先輩だったが、主人公にはどうしても納得のいかない事があり、直接本人に聞いてみるのだが……。 ショートショート『スミレ先輩』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 テーマからの発想 発想からのキーワード選出 POINT1:タイトル POINT2:書き出し POINT3:ユーモア POINT4:前半のストーリー POINT5:展開〜オチ 総合的なポイント コラム/ラストの締めくくり テーマからの発想 テーマは『純情』です。 純情と言えば、やはり恋愛などで奥手な人のイメージが浮かびます。ですから、年齢的には大人なのに、なかなか異性と上手に付き合えない人だったり、あるいは子供が主人公でもいいでしょ

                                              (解説から学ぶ小説書き方ブログ)今回の作品/スミレ先輩、コラム/ラストの締めくくり(前編) - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                            • ショートショート2/2 - 雨 ときどき晴れ☀

                                              仕事の合間に少しずつ会話を重ねて、多分お互い楽しくて、仲良くなりつつあった時、彼女が僕の本業の方の休みを聞いてきた。 僕が「月曜日」と言うと「じゃあ、午後にでも、ちょっとお茶でも飲まない?」と誘ってきた。えっ、と言うと、「Tさん面白いから、もう少し話してみたい。30分くらいおしゃべりしよう?」と言う。Kさんは、そんな感じのお茶のみ友達がたくさんいて、僕もその一人として誘われたらしい。「おばちゃんの茶飲み相手なんだから気を使わずに、普段着で来てくれていいから」とも言って笑っていた。 実際は、Kさんは今まで心身共に体調不良で生きてきたのが、ようやく治り、短時間ながら社会復帰も出來、人とふれ合うことにも喜びで一杯なのだと言う。人間関係に面倒くさがり屋の僕には、よくわからなかったけど。 ところで彼女は結婚しているし、とりあえず「友達以上にはならないからね」とクギを刺しておいた。彼女は冗談ぽく「何だ

                                                ショートショート2/2 - 雨 ときどき晴れ☀
                                              • 【見知らぬ人が突然スマホを】 - otakapeeのショートショート

                                                朝、いつもの通勤バスに乗りました。 席が空いていなかったので、吊革につかまって立っていると、 正面に座っていた三十代ぐらいの女の人が突然、 手を伸ばして、私にスマホの画面を見せてきました。 「え、なにーー」と思って見てみると、 「チャックが開いてますよ」と書いてありました。 私は小さい声で、 「すいません、ありがとうございます」と言って、 そして、さりげなくチャックを上げようと思ったら、 その人が、次の停留所に止まったバスから降りて行きました。 それで私は彼女の座っていた席に座り、 おもむにろチャックを上げました。そして思いました。 「彼女はすぐにバスを降りるにも関わらず、わざわざスマホを打って教えてくれて、 すごく親切な人だなあ、自分だったらほっとくけどな、 しかし、朝、あのバス停で降りる人をほとんど見たことがないので、 あの人は気分を害してバスを降りたんじゃないだろうか」 そんなことを

                                                  【見知らぬ人が突然スマホを】 - otakapeeのショートショート
                                                • #26 ショートショートの主人公 - マトグロッソ|イースト・プレス

                                                  九井諒子 (くい・りょうこ) マンガ家。2011年3月『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』(イースト・プレス)でデビュー。2012年10月15日『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』(エンターブレイン)、2013年3月16日『ひきだしにテラリウム』(イースト・プレス)が発売。2015年1月15日には、ハルタ誌での長編連載『ダンジョン飯』(KADOKAWA)の1巻が発売となった。

                                                    #26 ショートショートの主人公 - マトグロッソ|イースト・プレス
                                                  • (ショートショート創作の秘訣: 新生物からの着想)創作の動機/新生物 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                                    創作の動機/新生物 ショートショートの創作プロセスを、その『動機』に絞って公開するものです。深くそれを知ることで、ご自身の創作時のヒントにして頂きたいと思います。 今回の作品は『新生物』です。 ショートショート『新生物』の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.com 【CONTENTS】 過去の出来事 抽出されたネタ 創作の開始地点 過去の出来事 普段から私は『ストレスは小説のネタに』と言ったニュアンスの事を書いていますが、小説の中でも『ショートショート』は一つの作品の文字数が少ない分、ネタを『量産』しなければなりません。そんな訳で、私は日頃から何でも『ネタ』にしようと思考を巡らせています。中でも『ストレス』は人にとって『インパクト』の強いもので、『良い事』に比べ『悪い事』の方が記憶に残りやすい様です。 しかし、そんな『ストレス』も『笑い』に変えられるなら楽しい

                                                      (ショートショート創作の秘訣: 新生物からの着想)創作の動機/新生物 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜
                                                    • ショート・ショート『読ませる文章の書き方』

                                                      今週、来週と多忙である。桃畑の話は書けるのだけれど、桃畑にも行けそうもない。とは言え、何でも書きゃ良いってものじゃない。愚痴なら山ほど書けるのだけれど、そう言うのは好みじゃない。だから、仕事の話も記事には書かない。おまけに畑にも出られそうも無くて、今日もサヨリは元気です。 ───ガチで記事ネタ拾えねぇ(汗)。 さて、どうしようかと思っていた折、コメントにショート・ショートのリクがあった。そっか、そっか、その手があったか。と言う事で、しばらくの間、記事ネタが拾えない日は、ショート・ショートで逃げ切ります。 『読ませる文章の書き方』 全国的に台風である。 今日の仕事は早じまい。台風13号の影響からか、僕のスマホもやる気が無くて口である。早く家で自由を満喫しよう。今日はゆっくり趣味の小説が書ける。読ませる文章の研究もしたい。台風コロッケ買って帰ろう。 ウハウハ気分で駅に着くと、ウィンドウズ95発

                                                        ショート・ショート『読ませる文章の書き方』
                                                      • 創作の脳が炸裂!物語のタネ本がついに完成🌟#小説家 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜

                                                        2024年、2冊目の本が発売(24.08.12)になりました!! 最近、なかなかブログの更新が出来ていなかったのですが、これは単純にこの書籍の原稿が遅れていた事が大きな原因です。 前回の書籍発売は今年の元旦(書籍データ上の発売日は23.12.30)でしたが、それから直ぐに原稿の執筆を開始し、当初の予定では4月から5月の発売を目標に進めていました。しかしながら予定は大幅に遅れ、出版に至ったのは既に8月の半ばだったのです。 ↓↓↓物語創作のタネ本(ショートショート作家の『創作し続ける脳』を解説) 前作の出版時にも書いていましたが、出版を予定している書籍の数が決まっており、そこまでは原稿の執筆のウェイトが高くなっています。予定ではもう1冊書き上げるまでが、書籍メインの予定です。 特に今回は、私が出版社との契約満了後にAmazonの個人出版に切り替えてから、ちょうど10冊目となり、この節目までは駆

                                                          創作の脳が炸裂!物語のタネ本がついに完成🌟#小説家 - ショートショート作家 R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜