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  • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    日本人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日本のジャズがちょっとしたブームになっている。日本のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日本のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

      アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    • 思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

      サックス奏者のキャシー・キノシ(Cassie Kinoshi)は現在のロンドンにおけるジャズシーンを体現するミュージシャンのひとりだ。カリブやアフリカにルーツを持ち、教育団体Tomorrow’s Warriorsで音楽を学び、その後、トリニティ・ラバン大学に進学。ヌバイア・ガルシアやジョー・アーモン・ジョーンズ、シーラ・モーリス・グレイらと活動を共にしながら、ロンドンのシーンで存在感を示してきた。 Tomorrow’s Warriorsの女性ミュージシャンのサポート・プログラムから生まれたネリヤ、シーラ・モーリス・グレイ率いるアフロビート・バンドのココロコといったグループでのキャシー・キノシの貢献度は計り知れない。なぜなら彼女はロンドンのシーンで活動する多くのミュージシャンとは異なる感性の作曲家だったからだ。例えば、ネリヤに提供した「EU (Emotionally Unavailable)

        思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
      • マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

        作曲家のマリア・シュナイダー(Maria Schneider)は現代ジャズにおける伝説的な存在だ。21世紀に入ってから進化が止まらないビッグバンド/ラージ・アンサンブルの最高峰として知られ、ダーシー・ジェームス・アーギューや韓国のジヘ・リー、日本の挾間美帆や池本茂貴、秩父英里といった次世代の登場を促した。そんなマリアの才能に、晩年のデヴィッド・ボウイが魅了されたのは周知のとおり。彼がマリアと共に作り上げた楽曲「Sue (Or In A Season Of Crime)」は、遺作『★』を生み出すきっかけにもなった。 マリアの音楽においては、ジャズとクラシックの手法がその境界を感じさせないほど見事に融合されている。実際に彼女はクラシック音楽にも取り組んでおり、グラミー賞でも両ジャンルの部門で受賞している。 そんなマリアが、彼女を敬愛する挾間美帆プロデュースの「NEO-SYMPHONIC JAZ

          マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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