お米ライターの柏木智帆です。 普段何気なく食べているお米でも、「新米」と聞くと、なんとなく襟を正して食べる……という人は多いのではないでしょうか。 以前に仕事先で「今日のごはんは新米ですよ」と出された白飯をひとくちも味見することなくキムチをどかっとのせて食べ始め、「シンジラレナイ!」と周囲からブーイングを浴びている男性がいました(笑)。新米ならばまずは「白飯」や「塩むすび」で食べたい……と考える人が多いことのあらわれかもしれません。 だからこそ、新米の炊飯方法に誰もが悩むのですよね。 水量や炊き方はお米にあわせて試行錯誤してみる 新米の醍醐味は「香り高さ」と「みずみずしさ」。とれたてキャピキャピのお米は、米粒が含有している水分値にばらつきがあったり、細胞組織が柔らかかったりして、みずっぽく感じられる場合もあります。 ただし、その程度はお米ごとに違うので、「水を減らして炊いてちょうどいい」と