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スマートアグリの検索結果281 - 320 件 / 414件

  • シードル原料に規格外品ではなく摘果した果実を使う理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

    青森県弘前市で大規模にリンゴを作るもりやま園は収穫物を青果として販売するほかに、シードルやジュースなどに加工している。 加工に使うのは主に摘果した果実だ。なぜ成熟した規格外品ではないのだろうか。 摘果した果実(提供:もりやま園) 成熟果を原料にすると赤字 弘前市の市街地にあるもりやま園に近づくと、広大な園地の手前に黒っぽい色をした2階建てくらいの大きさの建物が見えてくる。ここは農林水産省の2016年度「産地パワーアップ事業」を活用して建てた、シードルとジュースを造る加工場だ。 シードルとはリンゴの発泡酒で、リンゴの果汁をタンクで発酵させて、糖分をアルコールと炭酸ガスに変化させて造る。近年になって大手飲料会社だけではなく、青森県では農家や農産加工会社が相次いで製造に乗り出している商品だ。 シードルの充填作業(提供:もりやま園) しかし、もりやま園と他社では根本的に考え方が異なっている。それが

      シードル原料に規格外品ではなく摘果した果実を使う理由 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
    • 農薬使用量の大幅削減に効果大 ドローン用農薬まとめ【2021年版】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

      慣行農業において、農薬散布は生産者に大きな負担のかかる作業のひとつです。播種や移植直後の初期防除に始まり、高温多湿で病害虫が増えがちな夏場の防除は数回に渡ることもあります。 そんな重労働を、タブレットPCなどで指示するだけでほぼ自動で実行してくれるのが、農業用ドローン。エンジンを搭載するラジコンヘリコプターと比べて圧倒的に安価で、操作も簡単ということや、圃場への全面散布ではなく、リモートセンシングと組み合わせて必要な場所だけに散布することもあり、急速に広がっています。 しかし、ヘリコプターよりも積載量が少なく散布方式も異なるため、実は農業用ドローンはヘリコプターとは異なる散布濃度や粒剤のサイズ、効果範囲や効果期間などが求められ、各メーカーがドローンに対応した農薬を開発しています。 今回は、そんな農業用ドローン向けの農薬をまとめてご紹介しましょう。 ドローン用農薬の種類 ドローン用農薬には、

        農薬使用量の大幅削減に効果大 ドローン用農薬まとめ【2021年版】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
      • 農研機構、産地ぐるみでスマート農業に取り組む実証の募集を開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

        農研機構は、ロボット技術やICT、ドローンなどスマート農業技術を活用した農業生産に産地全体で取り組む「スマート農業産地形成実証」の募集を開始した。募集期間は2022年1月4日(火)~2022年2月7日(月) 12時まで。 出典:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/kobo/r4/setsumeishiryou.pdf 産地ぐるみでの取り組みを募集 「スマート農業産地形成実証事業」では、作業集約やシェアリングによるスマート農業技術の活用を産地ぐるみで取り組む実証を募集している。 実証例 作業集約化:農業法人のスマート農機保有や中小農家の土地集積を行う取り組みや、集落営農組織が土地集積、スマート農機、オペレーター、土地利用を産地単位で一元化する取り組み等。 シェアリング:レンタル事業者などの産地に密着した組織がスマート農機を保有し、

          農研機構、産地ぐるみでスマート農業に取り組む実証の募集を開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
        • 就農からわずか3年目で法人化した意外(?)な理由【コラム・沖貴雄の「PDCA農業で稼ぐ!」 第3回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

          広島県北西部に位置する安芸太田町で、合同会社穴ファームOKIを経営している沖貴雄です。 圃場管理に朝から晩まで追われている今日この頃。今回は2018年に法人設立をした背景とこれから目指す農業について書いていきます。 初めての野菜の高騰。喜びもつかの間…… 就農したころは農地が少なかったため、農業の他に手が空いている時はバイトをしていましたが、就農3年が経過した頃にはほぼ現在の経営面積に近いものになっていました。排水が悪いといった、作物が作りにくい圃場の改善も少しずつですがしていくことで、栽培ができる圃場へと変化していました。 そんな中訪れた、天候不順による野菜価格の高騰。初めての経験で何も考えずただただ喜びひたすら出荷をし、その後大変なことになるなんて考えてもいませんでした。 というのも、個人事業主の決算はご存じの通り12月31日。出荷も落ち着き確定申告の準備をしていると、所得が多く残って

            就農からわずか3年目で法人化した意外(?)な理由【コラム・沖貴雄の「PDCA農業で稼ぐ!」 第3回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
          • 日本生まれのいちご品種「レッドパール」の韓国への流出はなぜ起きたのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

            前回の記事では、韓国の果樹・野菜・米では昔の日本品種が現在でも盛んに栽培されており、多くの韓国人はそのことが当たり前だと考えている現状を説明してきました。 韓国では、野菜の種子は日本と同様にF1品種を種苗会社から買っているため、農家個人が品種を維持するのは難しい状況です。また、米の種もみの生産・流通は韓国政府の強い統制下にあるため、不正な方法で入手した品種が広がるといったことは起こっていません。 しかし、自家増殖ができるいちごに関しては、農家自らが品種を維持することができ、米に比べて政府の統制も弱いため、流出した品種の栽培が拡大してしまう場合もあります。 以上のような現状を背景として、物議を呼んだ日本発祥のいちご品種「レッドパール」の品種流出事案を例に、日本と韓国の品種管理のあり方について考えていきたいと思います。 いちご品種「レッドパール」流出に関する日韓の認識のずれ いちご育苗の様子(

              日本生まれのいちご品種「レッドパール」の韓国への流出はなぜ起きたのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
            • 目指せ、キュウリで反収60t! 篤農家が開発したCO2を逃がさない低コストハウス | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

              佐賀県武雄市の山口仁司さんは、全国で最も早いといっていい時期にキュウリで反収40tを超える技術を築き上げた。 次に目指すは60t。そのために導入したのが、なるべく換気をしないことで施設内の二酸化炭素を逃がさずに済む暖房機だ。施設の骨材を減らして採光性も高くしたことで、光合成が活発になっている。 栽培を始めて2年目で、すでに反収は48tに達した。 佐賀県武雄市の山口仁司さん(右)とJAきゅうりトレーニングファームの専任講師の西田昭義さん 「曇り時々晴れ」の天候を生かす 言うまでもなく、反収を上げるうえで何よりも大事なのは光合成を活発にすることである。 山口さんが従来の26aとは別に31aで建てた新たな施設について語る前に、北部九州ならではの天候に対応した施設の管理方法について触れたい。いかに温度や湿度、二酸化炭素の有効利用を重視しているかを知ってもらいたいからだ。 山口さんによれば、北部九州

                目指せ、キュウリで反収60t! 篤農家が開発したCO2を逃がさない低コストハウス | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
              • パソナグループのGM7、宮城県丸森町で農業生産をサポート タピオカ原料のキャッサバなどを栽培 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                宮城県丸森町の地域商社事業や観光推進事業を展開する、株式会社GM7(本社:宮城県丸森町、代表取締役 齊藤良太)は、2019年9月からの本格的な農業生産事業への参入を表明した。ヒマワリやリコリス、キャッサバの栽培を通じ同町の活性化を図り、2020年3月までに農業生産法人の設立を目指す考えだ。 ヒマワリの栽培風景 農業を通じた地域活性事業を目指し 株式会社VISIT東北(パソナグループ)の子会社である株式会社GM7は、宮城県丸森町の地域商社事業や観光推進事業を展開する企業だ。丸森町での農業の現状は決して明るいものではない。担い手不足や休耕地の増加、鳥獣害被害の拡大が指摘されており、同町にとって農業振興は欠かすことのできない取り組みとなっている。 同社はこれまでも、地域資源を活用した特産品の販路拡大や観光コンテンツ開発など、丸森町の魅力発信を目的とした、さまざまな事業に取り組んできたが、本格的な

                  パソナグループのGM7、宮城県丸森町で農業生産をサポート タピオカ原料のキャッサバなどを栽培 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                • 土壌微生物活性による手法「八百結び農法」でサツマイモ基腐病を克服、実施圃場拡大へ | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                  壌結(つちむすび)合同会社は、錦フロンティアコーポレート株式会社共同で、土壌微生物を活性させる環境再生型農法である「八百結び農法®(やおむすびのうほう)」によって、鹿児島県南大隅町の圃場におけるサツマイモ基腐病を克服したと発表した。この成果を受け、2024年度は実施圃場を拡大するという。 土壌微生物を活かす環境再生型農法で基腐病克服を実現 壌結は、土着微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりの方法を実践する企業で、「八百結び農法」という環境再生型の農法ブランドを展開している。 錦フロンティアコーポレートは、鹿児島県内で地方創生に取り組む企業だ。 鹿児島県が全国生産量1位を誇るサツマイモは、近年、カビの一種である糸状菌により引き起こされる「サツマイモ基腐病」による深刻な被害が報告されていた。 サツマイモ基腐病は、感染するとサツマイモの地際部の茎が黒変し、病徴が進んで葉や茎が枯死した後

                    土壌微生物活性による手法「八百結び農法」でサツマイモ基腐病を克服、実施圃場拡大へ | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                  • 日本の食料基地・北海道が直面する物流問題の憂うつ【窪田新之助のスマート農業コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                    食料基地としての北海道にとって、最大ともいえる懸念材料は物流だ。複数の要因から従来の物流体制を大幅に再編することが求められている。 問題が山積みの北海道の物流環境 生産した農畜産物と加工品の45%を都府県に輸送している北海道。農畜産物だけに限れば、道外から都府県に輸送される量は年間350万tに及ぶ。その輸送形態は量の多い順にトラック、JR貨物、船便となっている。 北海道は府県よりもトラックによる幹線貨物輸送から海運や鉄道の輸送に切り替える「モーダルシフト」が進んできた。それでもトラックの利用が最も高い。だからこそ農産物の流通関係者は将来にわたる「ドライバー不足」を深刻な事態として受け止めている。 というのも、鉄道貨物協会が2014年5月に公表した「大型トラックドライバー需給の中・長期見通しに関する研究調査」によると、2030年度は2020年度と比べてトラックドライバーが18%減少するとして

                      日本の食料基地・北海道が直面する物流問題の憂うつ【窪田新之助のスマート農業コラム】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                    • farmo、気象センサーによる果樹の霜害対策を山形県で開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                      栃木県宇都宮市を本拠にIoT製品の開発・販売を手がける株式会社farmoは、果樹園内の気象情報をピンポイントに測定する気象センサーの導入を山形県で開始した。 山形県は、全国一位の生産量を誇るさくらんぼなど国内有数の果樹生産地として知られているが、近年は農作物の霜被害が深刻化している。 果樹は花芽の時期に霜があたると果実の生育が阻害されてしまうため、発表されている気象予報を参考に霜対策を実施しているが、予報の内容が各地域の果樹園の気象状況と必ずしも一致するものではないため、霜対策が難しい状況にあるという。 霜対策専用のIoT気象センサー 同社が開発した気象センサーは、スマートフォンを利用して果樹園内の気象情報をリアルタイムに測定・通知する霜対策専用のIoT気象センサーで、さくらんぼやりんご、西洋なしを栽培する山形県内の果樹園57か所への設置がすでに完了している。(2021年11月8日時点)

                        farmo、気象センサーによる果樹の霜害対策を山形県で開始 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                      • AI認識&ロボットアームによる栗拾いロボット「Arm-I」の実証実験がスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                        株式会社アトラックラボは、 S-Techno Factoryと共同で、AI画像解析による自動栗拾いロボット「Arm-I」(アーミィ)を開発した。 「Arm-I」は、カメラで地面を撮影し、その中に映っている栗をAI(ディープラーニング)で認識し、その座標へロボットアームを動かし栗を拾う仕組み。ロボットアームは、あらかじめ決められたコースを自律走行する車両に取り付けられており、移動しながら栗を拾っていく。2019年の「第9回農業Week」でも取材している。 参考:日本最大の農業展示会「第9回農業Week」で見つけた注目アイテム<農業ロボット編> https://smartagri-jp.com/smartagri/834 栗の収穫は実証済み。アームの変更で多目的にも ロボットの試験は、栗の収穫最盛期となる9月下旬に、京都府の丹波農園株式会社にてAI認識とパラレルリンクの作動、栗を拾いながら移動

                          AI認識&ロボットアームによる栗拾いロボット「Arm-I」の実証実験がスタート | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                        • 無洗米が環境にやさしい3つの理由とは? お米選びから始めるSDGs | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                          近ごろ、「SDGs(持続可能な開発目標)」の文字を目にしない日はありません。 前回の記事「お米選びから始めるSDGs。環境負荷の少ないお米って、どんなもの?」では、毎日食べるお米として環境保全米を選ぶことがSDGsに貢献すると書きましたが、お米選びの視点からのSDGsへのアプローチは他にもあります。今回は、無洗米のSDGsへの貢献に関してまとめました。 無洗米は環境にやさしいお米です 「環境にやさしいお米」といえば、まず「環境保全米」を想起する読者は多いでしょう。環境保全米は、田んぼがある地域の生態系や景観を保全するために、農薬・化学肥料を減らしたり、なるべく人間の手を加えないような農法を採用したり、保全活動を続けられるよう買い支えの仕組みを構築したりして、栽培されているお米です。 しかし、環境保全米は販売店舗がそれほど多くはなく、価格もやや高めということもあって、現在のところは、誰もが気

                            無洗米が環境にやさしい3つの理由とは? お米選びから始めるSDGs | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                          • バイエルのデジタル農業情報サイト「SoraNavi」がリニューアル | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                            病害予測機能やドローン散布用の農薬情報を追加 「SoraNavi(ソラナビ)」は、同社が永年培ってきた農薬開発のノウハウやロボティクス・センシング技術・AIなどの最先端技術を活用したデジタル農業の情報を発信する同社独自のプラットフォーム。 XAG JAPAN株式会社と共同で展開する農業用ドローン「P30」や量産型農業用無人車「R150」の製品情報をメインに、効率的かつ持続可能な農業生産に向けたソリューションを発信している。 今回のリニューアルは、デジタル農業に関する情報をワンストップで配信するプラットフォームを目指したもので、病害予測のモニタリングサービス「Plantect(プランテクト)」のほか、ドローン散布に適した農薬の情報、革新的なソリューションを提供する企業の情報等を紹介する動画コンテンツが追加されている。 今後は、最新の技術を用いて栽培プロセスを予測するデジタルファーミングの実例

                              バイエルのデジタル農業情報サイト「SoraNavi」がリニューアル | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                            • 「第11回農業Week」で見つけた注目農業ソリューション【後編】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                              2021年10月13日(水)~15日(金)、第11回農業Weekが千葉県幕張メッセで開催されている。同イベントは、国際農業資材EXPO、国際スマート農業EXPO、国際6次産業化EXPO、国際畜産資材EXPOの4展で構成される展示会だ。また同時に、国際ガーデンEXPOとツールジャパンも開催されており、日本最大級の農業関連展示会と言って間違いないだろう。 そんな農業Week展示物のなかから、編集部の注目ブース&アイテムを紹介していきたい。前編では、特定の製品・サービスジャンルにくくらずに気になったものを挙げたが、後編の今回は「無人車・農業ロボット・ローバー」といった、移動とかかわるサービスを紹介したい。 ※「第11回農業Week」は業界の商談展のため、一般の方、18歳未満の方の入場はお断りしている。 話題の無人車、XAG「R150」は4仕様が勢ぞろい! 最初にご紹介するのはXAG JAPANの

                                「第11回農業Week」で見つけた注目農業ソリューション【後編】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                              • 大規模・多品種米栽培では「適期作業支援アプリ」が必須になる 〜丹波篠山・アグリヘルシーファーム | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                コメ、黒豆、野菜を丹波篠山の70haの農地で栽培 2021年9月1日、兵庫県丹波篠山市にある(農)アグリヘルシーファームでは稲刈りが始まっていた。 「ここ10日間ぐらい昼休みも取らず、ずっと動いています。刈れるのは1日3haくらい。籾が濡れると品質が落ちてしまうので、夕方5時以降は刈らないようにしています」そんな話をする間も惜しむように、原智宏さん(43歳)は、コンバインに乗り込んで行った。 原さんの家は、戦前から丹波茶の生産加工と稲作を営む家族経営の農家だった。智宏さんが大学を卒業して就農したのを機に、栽培面積を増やして規模を拡大。2001年、智宏さんの父親が「農事組合法人アグリヘルシーファーム」を設立し、2007年には自身が代表理事に就任。現在は若手6人の社員とともに、コメや黒豆、野菜を総面積70haの広さで栽培している。 稲刈りが始まると、寸暇を惜しんでコンバインで作業に取り組む原さ

                                  大規模・多品種米栽培では「適期作業支援アプリ」が必須になる 〜丹波篠山・アグリヘルシーファーム | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                • セキド、中国FJ Dynamicsの農機自動操舵システムを国内で発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                  農業用ドローンの販売や各種サポート業務を展開する株式会社セキドは、農業機械の自動化システム「FJ Dynamics FJD農機自動操舵システム」の販売を開始した。本体価格は88万円(税込)。取付・サポート手数料は10万円から。 既存の農業機械に後付けできる自動操舵システム 「FJ Dynamics 農機自動操舵システム」は、既存の農業機械に後付けできる自動操舵システムである。 特徴は、固定局と移動局の2つの受信機を利用して位置情報をリアルタイムに測位するRTK-GNSS方式の測位システムと、高精度なステアリングモーターを使用した誤差±2.5cmの操作精度で、トラクターや田植機、コンバイン、管理機など、国内外のメーカーが提供するさまざまな新旧機種に対応。 コントローラーは、高い操作性と視認性を誇る10.1インチのタッチパネル式高輝度ディスプレイで、システム全体を管理するソフトウェアには、最新

                                    セキド、中国FJ Dynamicsの農機自動操舵システムを国内で発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                  • 細根の発根を促進する微生物由来の農業資材「LaPlaS」発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                    兵庫県加古郡稲美町で米殻集荷業等を営む株式会社井澤商店は、植物の免疫力向上や生長促進に効果が期待されている微生物由来の成分である「LPS」(リポ多糖)を含有した農業資材「LaPlaS(ラプラス)」の販売を、自社の公式オンラインショップで開始した。 販売価格は1リットル5700円(税込)、5リットル2万7500円(税込)、10リットル3万9800円(税込)。 さまざまな農薬や液肥と混用が可能 植物の根には、土壌中の養分を吸収したり水分を吸収する役割があり、長く太く伸びていく主根と、そこから出る側根の2つがある。さらに側根から出ている細い根は根毛(細根)と呼ばれ、養分を吸収する役割を持っている。 根毛を増やすことで、土と根が接触する面積を増やし、効率よく養分をたくさん吸収させることができるが、半ば強制的に根を伸ばそうとすると、植物の体力が消耗し疲弊するリスクがあるという。 「LaPlaS」は、

                                      細根の発根を促進する微生物由来の農業資材「LaPlaS」発売 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                    • 白米・玄米・無洗米玄米の通販サイト|スマートアグリフード(スマ直)

                                      はじめまして、スマートアグリフードです。 スマートアグリフードは、IT技術を用いて、 みんなが安心して食べることができる お米や野菜を作る、 未来志向の農業プロジェクトです。 [ 人気商品 - RANKING ] 令和5年産 スマート米 青森県産 まっしぐら 無洗米玄米 (節減対象農薬50%以下) 2.0kg 1,880円(税込) 令和5年年産 スマート米 青森県産 まっしぐら 無洗米玄米 (節減対象農薬50%以下) 5.0kg 3,980円(税込) 令和5年産 スマート米 新潟県新発田産 こしいぶき 無洗米玄米 (残留農薬不検出) 1.8kg 1,880円(税込) 令和5年産 スマート米 山形県産 はえぬき 無洗米玄米 (残留農薬不検出) 1.8kg 1,880円(税込) 令和5年産 スマート米 福島県白河産 天のつぶ 無洗米玄米 (残留農薬不検出) 1.8kg 1,880円(税込) 令

                                      • 農産物流通の革命児「やさいバス」はコロナ禍でどう変わったのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                        地域内で農産物の売り手と買い手をつなぐBtoBの物流サービス「やさいバス」。主な買い手であった飲食店が新型コロナウイルスの影響で営業を控えたことは、サービスにどのような影響や変化をもたらしたのか。 運営する株式会社エムスクエア・ラボ(静岡県牧之原市)の加藤百合子さんに話を聞いた。 株式会社エムスクエア・ラボ 社長の加藤百合子さん 「バス停」を集出荷場に ──まずは、あらためて「やさいバス」のサービスについて教えてください。 もともと、地域の農家が生産した農産物を地域の飲食店に届けるために始めた物流サービスです。サービスを展開する地域ではJAの施設や新聞店などを「バス停」に見立てて設けて、農家が近くで出荷できる場所をつくります。 貨客混載の路線バスを用いたやさいバス広島 農家と飲食店には事前にオンライン上のシステムで受発注してもらいます。契約が決まれば、農家は指定の日時までに野菜や果物を「バ

                                          農産物流通の革命児「やさいバス」はコロナ禍でどう変わったのか | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                        • 離乳食のスタートは「お粥」から!いつからどう食べさせたらいい? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                          離乳食インストラクター協会代表理事、中田家庭保育所 施設長であり、黄金色のかつお昆布だしから作られる「和の離乳食」を推奨している中田馨さん。今回は離乳食のはじめの一歩である「お粥」について教えていただきました! 生まれてからママのおっぱいや育児用ミルクしか口にしてこなかった赤ちゃんは、生後5~6カ月ごろから離乳食をスタートさせます。その最初のひとさじは「お粥(おかゆ)」がおススメ。その理由は5つあります。 ・主食としてエネルギー源になる ・アレルギーを引き起こしにくい ・消化吸収が良い ・甘みがあって飲み込みやすい ・他の食材との相性がいい 古くから食べ続けていて私たちの身体に合った米で作った「お粥」を、離乳食期から食べていきましょう。 いつから子どもにお粥を食べさせていい? お粥を食べさせていいのは、離乳食が始まる生後5~6カ月ごろ。一般的に「お粥」と言うと全粥(米1に対して水5で炊いた

                                            離乳食のスタートは「お粥」から!いつからどう食べさせたらいい? | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                          • カボチャのスマート農業を紹介する「第5回カボチャ研究会」が3月1日開催<申込〆切2月18日> | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                            農研機構 北海道農業研究センターは、「第5回カボチャ研究会」を2022年3月1日(火)にオンラインで開催する。申し込み締切は2022年2月18日(金)まで。 スマート農業実証プロジェクトの研究成果等を紹介 「第5回カボチャ研究会」は、農業人口の減少や高齢化、担い手不足等の課題を背景に、作付け面積や収穫量が減少傾向にある国産カボチャの生産振興を目的に開催するオンラインイベント。当日は最新の品種開発に関する講話や令和2年度から取り組んでいるスマート農業実証プロジェクトで得た研究成果の紹介等が予定されている。 詳細は以下の通りだ。 1.「カボチャの品種開発と生産について」 (朝日アグリア株式会社 種苗部長 兼 種苗開発課 課長 小倉健生氏・種苗開発課 辻あづみ氏) 2.「作業軽労化に向けたカボチャ果柄剪定鋏改良の試み」 (農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 野菜水田複合経営グル

                                              カボチャのスマート農業を紹介する「第5回カボチャ研究会」が3月1日開催<申込〆切2月18日> | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                            • データを活用した営農指導が行える「RightARM for Ex」が2月7日にリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                              農業経営専用のクラウドサービス「RightARM(ライトアーム)」を提供するテラスマイル株式会社は、自治体やJAが管理する生産者情報をデジタル化して農業経営の高度化を実現する「RightARM for Ex(ライトアーム・フォー・イーエックス)」を2022年2月7日(月)にリリースする。価格は年間110万円から。 「RightARM(ライトアーム)」は、農作物の生育状況や気象情報、環境データなど異なるデータを組み合わせた情報分析を実施して、農業経営の計画に必要な意思決定をサポートする農業専用の情報基盤である。 JA・市町村の生産者情報をデジタル化 今回、同社がリリースする「RightARM for Ex」は、全国のJA・市町村がアナログで管理している生産者情報をデジタル化して、農業経営を見える化するサービスである。「令和3年度 農林水産省 農業支援サービス育成対策」の一環として、農業経営指

                                                データを活用した営農指導が行える「RightARM for Ex」が2月7日にリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                              • おうちで簡単にできる!栄養満点の発芽玄米の作り方をくわしく解説 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                生きる力を育てる自然派料理研究家・玄米マイスターの森田まどかです。 発芽玄米って?? とよく質問されることがあるのですが、特別なお米なのではなく、玄米が発芽している状態のことです。玄米が手元にあればおうちで簡単に発芽させることができます。 発芽玄米のメリットと栄養は? 浸水させて発芽させると、栄養価が高くなり、柔らかい状態になります。そして消化吸収しやすい状態になります。 また、私がお伝えしているマクロビオティックの観点から考えると、発芽するという状態は、玄米の持つ陽性のエネルギー(収縮力)を和らげることができます。 収縮力とは、体を温め、集中力を高めることのできる力。そんな力を持つ玄米は、例えば夏の暑い時に体を冷やしたい場合や、子どものように体温が高い場合、お肉など体を温める力をもつ食べ物をよく食べる方には少し嫌厭される食材でもあります。 発芽させるという過程を通ることで、少し陰性(拡散

                                                  おうちで簡単にできる!栄養満点の発芽玄米の作り方をくわしく解説 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                • 玄米茶やヘルシーなおやつに!「炒り玄米」を作ってみた | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                  先日、「炒り玄米」という玄米の食べ方があることを教えてもらいました。 玄米を炒ることで、炊かずに食べられるようになったり、白米のように簡単に炊けるようになったりと、いろいろなメリットがあるとのことですが……玄米初心者の私にはさっぱり想像がつきません。 というワケで、実際に炒り玄米を作ってみることにしました。 炒り玄米って何なのだろう? 炒り玄米とはどんな食べ物なのでしょうか。現時点でわかっているのは、これらのこと。 玄米をフライパンなどで炒って作る そのまま食べられる 保存性が高い 白米と同じように簡単に炊ける これらの性質ゆえに、戦時中は非常食として活躍していたそうです。 しかし、炊飯器があたりまえとなり、非常食も多種多様な選択肢がある現代において、わざわざ炒り玄米を作る意味はあるのでしょうか。そもそも、炒り玄米はおいしいのでしょうか。 実際に炒り玄米を作り、じっくりと検証してみたいと思

                                                    玄米茶やヘルシーなおやつに!「炒り玄米」を作ってみた | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                  • ゴムの力で果樹収穫をアシストする「bonboneMOTT」、梨でも実証 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                    医療用品メーカーのダイヤ工業は、JA晴れの国岡山(倉敷市)の協力のもと、果樹農家向け腕上げアシストサポーター「bonbone MOTT」を開発・発売している。価格は8000円(税抜)で、全国のJA店舗で購入が可能だ。 今回、その梨栽培における機能評価のため、倉敷市の梨農家によるモニターを実施し、効果を実証した。 腕上げサポーター「bonboneMOTT」 サポート力調節ベルト ぶどう向けのサポーターを梨でも実証 bonboneMOTTを装着してネット掛け作業をする梨生産者(2020年8月18日撮影) bonboneMOTTは、2018年に腕を上げた状態での作業が多いぶどう農家の作業負担を軽減する目的で共同開発した製品。小さな果実を間引く摘粒作業や樹木の剪定作業等、腕の上げ下げを繰り返し行う作業を対象に販売を行ってきた。 そして、同じ棚下栽培の方法で生産する梨農家からも、腕上げ作業時にかかる

                                                      ゴムの力で果樹収穫をアシストする「bonboneMOTT」、梨でも実証 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                    • 日本版GPS衛星「みちびき」の農業利用の可能性 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                      米国運用のGPSのような日本独自の衛星を使った測位システムが、「みちびき(準天頂衛星システム)」だ。2018年に4機体制で運用を始め、うち3機の測位信号が日本に常に届き、農業でも利用可能になりつつある。 GPSと補完関係にあるというみちびきのセンチメータ級測位補強サービス「CLAS(シーラス)」や、サブメータ級測位補強サービス「SLAS(エスラス)」がどう農業現場で使えそうか、内閣府準天頂衛星システム戦略室企画官(取材当時)の飯田洋さんに聞いた。 ──みちびきで提供するサービスを教えてください。 飯田:みちびきは特有の補強信号を出しています。従来のGPSによる測位だと、5メートルとか10メートルの誤差が出るんですけれど、この補強信号を使うことによって、それが1メートルくらいになったり、数センチメートル程度になったりします。高精度の「CLAS」を使うと、センチメータ級、つまり±10センチの精

                                                        日本版GPS衛星「みちびき」の農業利用の可能性 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                      • 日本の農産物輸出はどうあるべきか コロナ禍の2020年輸出動向から読み解く | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                        近年の海外での日本食ブームや訪日外国人の急増などの追い風を受け、順調に輸出額を伸ばしてきていた日本の農林水産物・食品。思いもよらなかった世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人の行き来や経済活動の自粛などの動きが広がる中で、現在どのような動向にあるのでしょうか。 2020年の輸出実績から読み取れる動向 2月5日に農林水産省が発表した「2020年の農林水産物・食品の輸出実績」を見てみると、その興味深い動向が見えてきます。 出典:2020年の農林水産物・食品の輸出実績の概要(農林水産省 食料産業局)より 輸出額は8年連続更新も前年比1%増にとどまる 発表された内容によると、2020年の農林水産物・食品の輸出額は9223億円(20万円以下の少額貨物などを含めた輸出額は9866億円)、前年比で102億円の増加となりました。伸び率では1.1%増と小幅ながら、8年連続で過去最高額を更新。2012

                                                          日本の農産物輸出はどうあるべきか コロナ禍の2020年輸出動向から読み解く | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                        • 日本農業界のトップランナーが集結、スマート農業の未来を考える「スマートアグリシンポジウム in 富山」無料オンラインで開催

                                                          日本農業界のトップランナーが集結、スマート農業の未来を考える「スマートアグリシンポジウム in 富山」無料オンラインで開催 農林水産 〜福岡、青森、富山で活躍する第一線の農業人たちが集い、地域を超えた議論を展開〜 この度、日本農業情報システム協会(本部:東京都新宿区、代表:渡邊智之、以下 JAISA)は、2021年1月17日(日) に「スマートアグリシンポジウム in 富山」を無料オンラインで開催いたします。 毎年会場にお越しのお客様のみを対象に開催して参りました「スマートアグリシンポジウム」ですが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、オンラインでの開催を開始しております。 当日は遠隔からの討議へのご参加も可能です。農業に関わる皆様に広くご参加頂ける形となっておりますので、ぜひ全国各地からのご参加、ご視聴をお待ちしております。 また、本シンポジウムは福岡 での開催(2020/

                                                            日本農業界のトップランナーが集結、スマート農業の未来を考える「スマートアグリシンポジウム in 富山」無料オンラインで開催
                                                          • 農業者が発電した電力を利用者とリアルタイムでマッチング「ふるさとからの贈り物」がリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                            株式会社電力シェアリングは、株式会社みらい電力、ワラビ合同会社(ワラビ電力)、TSUBU株式会社、河内椎茸園の協力を得て、農業者による再生可能エネルギーを活用した電力サービス「ふるさとからの贈り物」をリリースした。 「ふるさとからの贈り物」は、農業者が発電した電力と利用者が使用する電力をリアルタイムでマッチングするサービス。同社は、サービスの提供を通じて、「再生可能エネルギーの価値を共有する全国の農業者と一般消費者をつなぎたい」としている。 営農型太陽光発電所とは、支柱を立てた農地の上部空間で発電を行う太陽光発電設備を指す 電力シェアリングは、再生可能エネルギー100%の電力シェアサービスを展開する企業。ブロックチェーン技術を用いた再生可能エネルギーのP2P取引を基幹事業に、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた環境価値(化石燃料を使用せずにCO2を削減する環境への配慮)の創造に取り組んで

                                                              農業者が発電した電力を利用者とリアルタイムでマッチング「ふるさとからの贈り物」がリリース | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                            • 米の反収激減の突破口に……兼業農家が導入できそうな「環境モニタリングシステム」を調べてみた【藤本一志の就農コラム 第26回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                              米の反収激減の突破口に……兼業農家が導入できそうな「環境モニタリングシステム」を調べてみた【藤本一志の就農コラム 第26回】 こんにちは。岡山県真庭市の兼業農家、藤本一志です。 今年も稲刈りが終わりました。現在ヒノヒカリの籾摺りを終えたところですが、反収がここ数年では最悪です。正直、とてもショックでした。今後農業を続けていくためには、ここで何か対策を講じる必要があります。 そこで今回は、今年のような厳しい状況を解決する方法として、生育環境を正確に把握できる稲作用の「環境モニタリングシステム」について調べてみました。突破口の1つになればいいのですが……。 昨年より10反減。驚くほど少なかった収穫量 今年は10月上旬の高温で稲の成熟が一気に進んだため、稲刈りは例年より1週間早く始まりました。ヒノヒカリの収穫量は昨年より10俵も少ない43.5俵。反収にすると7.5俵です。私が農業に関わり始めてか

                                                                米の反収激減の突破口に……兼業農家が導入できそうな「環境モニタリングシステム」を調べてみた【藤本一志の就農コラム 第26回】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                              • 新サービス「ドローン適期防除サービス」が初お披露目 「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」のプログラム発表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                新サービス「ドローン適期防除サービス」が初お披露目 「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」のプログラム発表 株式会社オプティムは、「あなたの仕事を変えるDX」をテーマとして2021年11月30日(火)に開催されるオンラインイベント「OPTiM INNOVATION 2021」のプログラム概要を発表した。 セッションは、代表取締役社長の菅谷俊二氏が登壇するメインセッションのほか、新サービスの「ドローン適期防除サービス」の紹介などを含む6つ。参加は無料で、事前申し込みが必要だ。 OPTiM INNOVATION 2021 Agri プログラム 13:00〜13:30 OPTiM INNOVATION 2021 Agri メインセッション 菅谷俊二(株式会社オプティム代表取締役社長) ほか オプティムが推進するスマート農業の新サービス「ドローン適期防除サービス」などを発表!これ

                                                                  新サービス「ドローン適期防除サービス」が初お披露目 「OPTiM INNOVATION 2021 Agri」のプログラム発表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                • 北海道農業研究センターが「2021ポテトフォーラム」を動画で配信 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                  農研機構北海道農業研究センターは、北海道馬鈴しょ協議会のホームページで「2021年度ポテトフォーラム」の動画配信を開始した。視聴期間は、2022年1月27日(木)13:00~2022年3月15日(火)13:00まで。 出典:https://www.naro.go.jp/event/files/harc20220127_event_2021PF_leaflet_1.pdf 企業・研究機関・団体の代表者の講演を配信 「2021年度ポテトフォーラム」は、馬鈴しょ産業に関わる企業・研究機関・団体の代表者を招いて、日本の馬鈴しょ生産の発展に必要な施策を検討するオンデマンド型の講演会である。 内容は以下の通りだ。 1.「掘りだそう、ばれいしょの力。」 (日本スナック・シリアルフーズ協会会長 伊藤 秀二氏 ※カルビー株式会社 代表取締役社長兼CEO) 2.「ばれいしょをめぐる事情」 (農林水産省 農産局

                                                                    北海道農業研究センターが「2021ポテトフォーラム」を動画で配信 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                  • イノフィス、マッスルスーツ「Every」のイチゴ農園での実証結果を公表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                    東京理科大学発のベンチャー企業で「マッスルスーツEvery」の開発・製造を手がける株式会社イノフィスは、スマート農業実証プロジェクト「新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム」で実施した「マッスルスーツ導入による時間削減効果・労働費削減効果」の結果を公表をした。 「新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム」は、中山間地域にある直売型イチゴ園の高収益化を目的に、データ駆動型農業の実現に必要な機器を導入して、生産から販売までの流れを一貫で管理するプロジェクトである。 出典:https://www.maff.go.jp/kanto/seisan/kankyo/smart/attach/pdf/project2020-2-1.pdf 圧縮空気を利用した人工筋肉型のアシストスーツ 「マッスルスーツEvery」は、圧縮空気を利用した人

                                                                      イノフィス、マッスルスーツ「Every」のイチゴ農園での実証結果を公表 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                    • 農の学校、 「みどりの食料システム戦略」を反映した有機農業カリキュラムを導入 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                      株式会社マイファームと丹波市(兵庫県)は、全日制の有機農業学校である「丹波市立農(みのり)の学校」の課目に、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」を採用した新カリキュラムを導入した。 肥料づくりやスマート農業の実践教育を実施 「丹波市立農(みのり)の学校」は、有機農業に関する技術と経営が学べる日本初の官設民営型有機農業学校。 地域循環型農業を軸とした独自のカリキュラムが特長で、2020年には有機JAS認定も取得している。 今回開始する新カリキュラムは、農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す「みどりの食料システム戦略」に示されている内容を反映して作成したもので、2022年春入学の第4期生を対象に以下3つの実践教育を実施していく。 1.有機JAS圃場での有機肥料づくり みどりの食料システム戦略が示す輸入に依存しない肥料・資材の調達を目標に、持続可能な地域資源を活用した土づくりや

                                                                        農の学校、 「みどりの食料システム戦略」を反映した有機農業カリキュラムを導入 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                      • カリフォルニアのコメ生産に学ぶ日本の低コスト栽培に必要なこと【田牧一郎の「世界と日本のコメ事情」vol.17】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                        海外産コシヒカリの栽培に30年前から米国・カリフォルニア州で挑戦しながら、オリジナルブランドを開発し定着・普及させた株式会社田牧ファームスジャパンの代表取締役、田牧一郎さんによるコラム。 前回のコラムで、日本とカリフォルニアにおける水田での各種作業機をトラクターで引く「作付け準備作業時間」は、“水田区画の大きさ” “作付面積の大小”にほとんど差がないことをお伝えしました。 ですが現在、カリフォルニアでの200~300馬力の大型トラクター+大型作業機の組み合わせと、日本での50馬力前後のトラクターでは、「時間当たりの作業処理能力」の違いによって、シーズン中のイネ作付け可能面積に違い出てきます。 そこで今回は、カリフォルニアでどのようにコストを削減しているかをあらためて紹介しながら、日本がそこから学べることを考えてみたいと思います。 カリフォルニアでの低コストなコメづくり環境 ① 飛行機による

                                                                          カリフォルニアのコメ生産に学ぶ日本の低コスト栽培に必要なこと【田牧一郎の「世界と日本のコメ事情」vol.17】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                        • 生産管理アプリ「アクト・アップ」 カメラで作業を記録する機能を追加 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                          一次産業向けアプリの開発を手がける株式会社アクト・ノードは、農業・畜産・水産養殖向けのクラウドアプリ「アクト・アップ」に、スマートフォンのカメラ機能を使用して生産管理に必要な情報を記録する「カムカード」機能を追加した。 「アクト・アップ」は、一次産業の生産管理に必要な作業・資材・生育環境・生育状態等の情報をデジタルデータ化してクラウド上に記録するアプリ。一次産業の現場でアナログ管理されている生産管理情報を自動で集計できるのが特長で、個別の業務要件に合わせたレポート出力やダッシュボード開発、各種システムとの連携にも対応している。 文字認識機能を搭載したAIカメラアプリ 今回追加した「カムカード」機能は、場所・作業・記録内容等の生産管理情報が記載されたカードを、文字認識機能を搭載したAIカメラアプリ 「アクト・カム」で撮影して必要な情報をクラウド上に記録するもの。 タッチパネルを使用しないで行

                                                                            生産管理アプリ「アクト・アップ」 カメラで作業を記録する機能を追加 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                          • 冬になると甘味を増す大根、葉まで丸ごと保存する方法とは?【AGRI PICK連携企画 第6弾】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                            農業や自然のある暮らしをおしゃれに楽しむアイデアとアイテムをわかりやすくまとめ配信するウェブメディアが「AGRI PICK」です。農業用機械やファッションアイテム、ちょっと楽しい手作りアイデアまで、農業、家庭菜園、ガーデニングに役立つ幅広い情報をまとめています。 そんな「AGRI PICK」さんとの連携企画第6弾となる今回は、冬になると食べたくなる“大根”の保存方法について。 丸ごと1本で売られていることも多い大根。1回で使い切るのは難しいし、なるべく長く美味しく味わいたい…そんな人はぜひ参考にしてくださいね。 冬野菜のおいしい季節になりました。 冬野菜の代表ともいえるのが、煮物からサラダ、漬物までさまざまな料理に使える大根。ただ、サイズが大きく、新鮮なまま全部使い切る自信がないという悩みも起こりがちなのではないでしょうか。そこでこの記事では、大根をおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介しま

                                                                              冬になると甘味を増す大根、葉まで丸ごと保存する方法とは?【AGRI PICK連携企画 第6弾】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                            • ウェザーニューズとオムロン、新型気象IoTセンサー「ソラテナPro」を共同開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                              株式会社ウェザーニューズは、オムロン株式会社と共同で開発した新型気象IoTセンサー「ソラテナPro」を2023年7月5日に発売した。7種類の観測データをリアルタイムに閲覧でき、農業や建築、物流などさまざまな業界の安全対策に活用できる。 天気アプリ「ウェザーニュース」と連携 近年、災害リスク低減に向けた対策として、企業からの観測データへのニーズが高まっている。しかし、従来型の観測機では、設置の手間や予算の都合で導入が難しいことから、小型で設置しやすく、安価に観測データを得られる気象センサーが求められていた。 このような状況を背景に、ウェザーニューズとオムロンは、2017年からセンシングデバイス開発で協業。過去には、ウェザーニューズがオムロンのセンシング技術を活用した、小型気象センサー「WxBeacon2(ウェザービーコン ツー)」を発売している。 今回発売された「ソラテナPro」は、気温・湿

                                                                                ウェザーニューズとオムロン、新型気象IoTセンサー「ソラテナPro」を共同開発 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                              • お米5キロでどれくらいもつ? 3人家族だと何日分?【お米のキホン】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                管理栄養士の大槻万須美です。 お米は何キロ入りのものを購入していますか? スーパーなどのお米売り場には5キロ入り、10キロ入りなどのお米の袋が並んでおり、お米屋さんの昔ながらの30キロ入りの紙製の袋や、コンビニには300g入りなどの小袋もあります。 今回は、お米の消費量の目安について、店頭でもよく目にするお米5キロを例に、何合炊けるか、茶碗何杯分か、何日分になるかについて考えてみました。 お米5キロは何合? 生鮮食品であるお米をおいしく食べるには、精米後なるべく1カ月以内に使い切れて、密封状態で冷蔵庫や冷暗所保存ができる量がおすすめです。 スーパーで売られているお米では5キロや10キロの袋が多くなっていますが、家族構成が少人数であったり、ごはんを食べる量が少なかったりする場合は、使い切りやすい2キロを選ぶこともあるかもしれませんね。 現在購入しているお米の重量は、はたして消費量に合っている

                                                                                  お米5キロでどれくらいもつ? 3人家族だと何日分?【お米のキホン】 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」
                                                                                • 「ひろしま型スマート農業プロジェクト」2022年度の募集がスタート 2021年度の報告会も開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」

                                                                                  広島県は、令和4年度(2022年度)の「ひろしま型スマート農業プロジェクト」(愛称:ひろしまseedbox)の参加企業の募集をスタートした。募集期間は2021年12月15日~2022年1月18日。 同時に、令和3年度(2021年度)プロジェクトの実績報告会を、12月22日にオンライン開催される「ひろしまseedboxセミナー」内で実施する。 全国のスマート農業技術を持つ企業・団体を募集 広島県では、農業分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、収益性の高い経営モデルを確立する「ひろしま型スマート農業プロジェクト(ひろしまseedbox)」を実施している。 このプロジェクトは、実証費用を県が支援し、県内農業者の畑を実証フィールドとすることでデータを収集しながら技術のカスタマイズを行い、最長3年間の取り組みで経営モデルを確立するもの。 令和4年度プロジェクトの実施に向けて、

                                                                                    「ひろしま型スマート農業プロジェクト」2022年度の募集がスタート 2021年度の報告会も開催 | 農業とITの未来メディア「SMART AGRI(スマートアグリ)」