1384年4月25日に誕生したティムールの孫イスカンダル王子のホロスコープ。イマッド・アル・ディン・マフムード・アル・カシが「イスカンダル誕生の書(The Book of the Birth of Iskandar)」に描いたものだ。疑似科学であるにもかかわらず、占星術や星占いは今も人気があり、天体の動きの解釈に基づき、多くの人が自分自身や人間関係、人生の選択についての洞察を得ている。(PHOTOGRAPH BY WERNER FORMAN, UNIVERSAL IMAGES GROUP/GETTY IMAGES) 多くの人が星に安らぎを見いだしており、自分自身の性格の謎を解き明かし、この先に何が待ち受けているかを予見するため、星占いを頼りにしている。星座や星占いは現代的なものに見えるかもしれないが、経験的証拠や科学的厳密性に欠けるという批判にもかかわらず、占星術は数千年にわたって文明を形