まえがき 私ではない場所に行く 東京拘置所矯正展 東京食肉市場まつり あとがき まえがき 工場見学や社会科見学というのは、自分が行ったことのない場所に飛び込み、自分の知らない世界について知識や経験を積み重ねるための営みである。 よくある イメージをそのまま受け入れるなら、山奥にある工場に貸し切りバスで運び込まれた小学生が、醤油やらこんにゃくができあがる様子を生活科ボードにクーピーでスケッチするような風景が浮かぶだろう。前日までに1人最低2個の質問を考えておくように言われたが、まともに――指を全部広げて、という意味だ――挙手していたのは私を含めて数人だった。新卒の採用面接でも同じような時間があったけれど、こういう毒にも薬にもならない質問を考える訓練から逃げ続けていたら、何もかも上手くいかなかったかもしれない。 ただしこれはかなり昔の話であって、現代ならそういう造花を交わすようなコミュニケーシ
専門性に適正な対価を NPOの活動資金 ぐんま未来基金設立準備会代表 草場史子（高崎市相生町） | 上毛新聞社のニュースサイト
NPO法人が活動するためには、自分たちで資金を調達しなくてはなりません。会費や寄付を集めたり、補助金や助成金を受けたり、事業で収益を上げたりして調達します。事業収益の中には介護保険事業などのサービスの対価や物販、委託事業、講演会参加費、バザーなどが含まれます。 ただ、NPO・ボランティアサロンぐんまのNPO法人決算書調査によると、事業報告書が提出されている法人の資金調達額は500万円以下が6割、100万円以下も4割で、とても小規模な法人が多いのが現状です。 そもそもNPO法人を設立してすぐに寄付金や補助金、助成金、委託事業、制度化された介護保険事業などが入ってくるわけではありません。当面は設立時の会員による会費や寄付を中心に活動していくことになります。ただ、各NPOの定款を見ると会費は当面の間徴収しないという法人が多数です。給料も払わず、無償ボランティアで活動してもらっているのに会費を払っ
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