競泳のパリ五輪代表選考会は17日、東京アクアティクスセンターで開幕し、女子100メートルバタフライ準決勝の池江璃花子(横浜ゴム)は57秒03で全体1位となり、2位の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)らとともに18日の決勝に進んだ。
【北京=矢板明夫】産経新聞の大型連載企画「トウ小平秘録」をまとめた同名の単行本」(産経新聞出版発行、扶桑社発売)が、中国の税関当局に「輸入禁止図書」に指定され、産経新聞社が取材協力者らへの寄贈用に郵送した50冊が4日、日本に返送された。 「中国共産党を攻撃し、中華人民共和国政府を誹謗(ひぼう)した」との理由だが、当局は、天安門事件に関する記述を問題点に挙げており、同事件については国外の図書も厳しく規制する姿勢を示した形だ。 「トウ小平秘録」は、産経新聞がトウ氏の死去10年の昨年2月から約1年間にわたり連載、トウ氏が文化大革命での2度の失脚を克服、改革・開放路線を打ち出し、現代中国を経済大国に導いた激動の人生を中心に描いた。 記事は6部構成で、連載継続中の今年2月初め、前半の3部をまとめた単行本を上巻として産経新聞社が発刊した。寄贈用の50冊は同月2日、北京に到着したが、北京税関は「内容を審
1兆663億ドル(06年12月末現在)という世界一の外貨準備高を記録した中国。この経済発展の突破口を開いたのが、トウ小平氏(1904〜97年)だった。毛沢東以来の中国共産党内における激しい権力抗争を生き抜き、事実上の最高指導者にのぼりつめた波瀾万丈の生涯は、中国現代史そのものだ。現代中国の実相を理解するにも不可欠なトウ氏の足跡を、伊藤正・中国総局長を中心に複数のスタッフが取材、執筆にあたる長期連載。
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