<柴犬人気はドイツ、フランス、イギリス、アメリカなどでも根付いている。人気は安定し、ペット産業が栄え、獣医の仕事も充実してきたが......> イギリスの有名なドッグショーで、柴犬絶賛 柴犬の人気が、ヨーロッパでも定着している。柴犬は日本語と同じで「Shiba Inu」と呼ばれ、先日、犬を飼っているドイツ人と話していたら、「いまは雑種だけれど、今度は絶対に日本の犬、Shiba Inuを飼いたい」と言っていた。 柴犬は、2013年にインターネット上で画像が大ブレイクし、柴犬がモチーフの暗号通貨も作られているが、品格があって賢く忠実で、何より愛らしくて、ペットとしてはそれ以前から注目されていた。 世界最初のケネルクラブ(血統書の発行、犬の飼育指導、ドッグショー開催などが業務の愛犬団体)であるイギリスのザ・ケネルクラブによると、イギリスの柴犬の出生登録数は1980年代後半から急増している。198