【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は12日、主要国際競技連盟(IF)の会長や世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ委員長らスポーツ界の首脳を集めた五輪サミットをオンラインで開き、新型コロナウイルスの影響で延期となった東京五輪の来夏開催を確認した。安心安全な大会実現に自信を示し、全力で取り組む方針を表明した。 サミットは日本政府や東京都、大会組織委員会に謝意を示し「全参加者の健康と安全が最優先」との見解で一致。感染対策として最先端の検査方法に加え、ワクチン接種の世界的な推進運動にスポーツ界が参画することでも合意した。