インド、全世界株指数で中国抜く 構成比率で世界第6位に浮上
この記事の3つのポイント インド株が全世界株指数の構成比率で中国を抜いた 今年すでに約380億ドルがインドの株式市場に流入 果たしてインド株人気は今後も続くのか 全世界株指数「MSCI ACWI」でインド株の構成比率が上昇して中国株を抜き、世界第6位に浮上した。中流世帯が貯蓄を投資に振り向けているインドでは、今年すでに約380億ドルが株式市場に流入。一方でインド市場への投資価値評価は高すぎるとの声もある。果たしてインド株人気は今後も続くのか。 全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス（ACWI）」の浮動株（市場で売買される株＝インベスタブル）版（IMI）は、公開市場で購入可能な世界のほぼすべての株式の動きを追跡するものだが、その指数で9月に、インド株のウエートが2.33％に上昇し、中国の2.06％を上回った 。 この逆転劇により、米国企業が過半数を占めるこの指数の国
