孤立することのデメリット(抑うつ傾向や幸福感の欠如)は以前からよく知られています。 一方で、「人付き合いが煩わしい」「他者との関わりが疲れてしまう」という理由で、独りでいることを好む人は少なくありません。 そのような孤立を求める人は、なんとなく「孤立の悪影響をそこまで強く受けない」と感じているかもしれません。 しかし、東京都健康長寿医療センター研究所の桜井良太氏ら研究チームは、「独りでいることを好む人」でも孤立の悪影響は緩和されない可能性があると報告しました。 研究の詳細は、2024年8月12日付の学術誌『Journal of Affective Disorders』に掲載されました。