前回はLunar Lakeのプロセスとタイル構造で話が終わってしまったので、今回はもう少し内部の話をしよう。 Lunar LakeはPコア4つとEコア4つの珍しい組み合わせ まずは一番の要であるプロセッサーの構造である。Lunar LakeもPコアとEコアの組み合わせであり、その意味ではAlder Lake(Lakefield)以降で採用されているハイブリッド・テクノロジーを継承した構成である。ただそれが4+4という構成なのはやや珍しい。 もちろん技術的には可能であるのだが、Eコアが4つというのは、これまでの同社のプロセッサーからするとかなり少ないように感じる。おそらくはであるのだが、1つには次回説明するようにEコアの性能が大幅に上がり、性能的にバランスが取れると判断されたのかもしれないし、Eコアを8つにすると面積的に厳しかったのかもしれない。 だったらPコアの数を2つに減らせば良かったよ