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ヒット曲 洋楽 アルバムの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • プログレがポップスに転向した80年代:プログレの前途が真っ暗だった時代に成功した作品たち

    1970年代後半は、プログレ・ミュージシャンにとって厳しい時代だった。1970年代前半から中盤にかけては彼らの全盛期であり、手の込んだ変拍子、壮大でコンセプチュアルな組曲、指の関節が折れそうな複雑なリフといったいかにもプログレっぽい要素が人気を集めていた。しかし1970年代の終わりになると、そうしたものは客受けが悪くなっていく。その代わりに流行したのはニュー・ウェイヴであり、「短くてシンプルでスッキリ」が当時の合言葉となった。 ただし「パンクがプログレと敵対関係にある」というイメージは、ほとんどの場合、マスメディアが作り出したものだった。たとえばラモーンズのジョーイ・ラモーンのレコード・コレクションには、イエス、ジェネシス、ELPも入っていた。またセックス・ピストルズのジョニー・ロットンはあからさまにヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターのピーター・ハミルの影響を受けていた。そしてザ・ストラ

      プログレがポップスに転向した80年代:プログレの前途が真っ暗だった時代に成功した作品たち
    • フランスを代表するミュージシャン25選:フランスのポピュラー音楽を形作ったアーティストたち

      フランス語の響きは、ラテン語が語源にあるロマンス諸語の中でもっとも耳心地が良いとされる。そう考えると、フランス音楽界から魅惑的なシンガーやクールなサウンドのポップが数多く生まれたのも不思議ではない。 ラヴェル、サティ、ドビュッシーらを輩出したクラシック音楽の系譜が受け継がれていることにも疑問の余地はないが、ジャンルや時代を超えたフランスの音楽の特徴は、ある種の”生きる喜び”が表現されている点にある。 ここでは2024年夏に行われるパリ五輪を祝して、フランスのポピュラー音楽を形作った革命的なミュージシャンやシンガー25組を順不同で紹介しよう。 <関連記事> ・フランスを代表するアーティスト、シャルル・アズナヴールが94歳で逝去 ・ダスティ・スプリングフィールドの隠れた名盤『Dusty…Definitely』 1. セルジュ・ゲンスブール いまなお愛されるフランスのカルト・ヒーローにして、快楽

        フランスを代表するミュージシャン25選:フランスのポピュラー音楽を形作ったアーティストたち
      • パリ・オリンピック開会式に登場したレディー・ガガのコメント全文訳

        現地時間2024年7月26日に開催されたパリ・オリンピック開会式にてレディー・ガガ(Lady Gaga)が登場。彼女はセーヌ川に囲まれたサン・ルイ島の先端にあるバリエ広場で、ディオールの衣装とリド ドゥ パリのポンポンを身につけ、 1961年に発売されたジジ・ジャンメールの有名なヒット曲『Mon truc en plumes(羽飾りのトリック)』を披露した。 このパフォーマンスの後に自身のSNSで公開されたメッセージの翻訳を掲載します。 <関連記事> ・ハーレイ・クイン役で出演?レディー・ガガ、映画『ジョーカー』続編作の場面写真を公開 ・レディー・ガガの20曲:アートとポップと狭間で生み出された楽曲たち Lady Gaga reminded fans of the superstar she is, being the first artist to take the stage in P

          パリ・オリンピック開会式に登場したレディー・ガガのコメント全文訳
        • ビリー・アイドル『Rebel Yell / 反逆のアイドル』:全米制覇を成し遂げた大ヒットアルバム

          ブリティッシュ・パンクの成り上がり者だったビリー・アイドルは、『Rebel Yell(反逆のアイドル)』のサウンドによって正真正銘のアメリカン・ロック・スターへと変身を遂げた。こうした変身は一夜にして成し遂げられたわけではない。とはいえ、これはロック界で最も予想外の進化のひとつだったと言える。 <関連記事> ・ビリー・アイドル『Billy Idol』解説 ・ビリー・アイドルの名盤 『Rebel Yell / 反逆のアイドル』40周年記念盤発売決定 Billy Idol – Flesh For Fantasy 1970年代、ビリー・アイドル(本名ウィリアム・ブロード)はジェネレーションXのフロントマンとしてブリティッシュ・パンクの第一波に加わった。とはいえこのバンドの活動がダメになった後、ビリーは自らを徹底的に作り替えるためニューヨークに移住し、キッスのマネージャーであるビル・オーコインや若

          • 【パリ五輪開催記念】フレンチポップといえばミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口づけ」

            リレー連載【パリ五輪開催記念】フランス関連音楽特集 vol.2 ラジオや有線を賑わわせていたフレンチポップ いつの頃からか、“洋楽" と言えば、ほとんど米国か英国の音楽ばかりになってしまいました。もちろん、ポップミュージックの世界では最初から米英が圧倒的に強いことは強いのですが、昔(昭和時代)は、フランス、イタリア、ドイツ、スウェーデン、ブラジルなどのポップスも時々、ラジオや有線を賑わわせていたものです。特に60年代後半〜70年代前半は、フランスのポップス=フレンチポップが米英勢に負けず劣らずポピュラーで、テレビも含めてメディアにも頻繁に取り上げられていた印象があります。 ▶ ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff) ▶ シルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan) ▶ フランス・ギャル(France Gall) ▶ フランソワーズ・アルディ(Francoise Ha

              【パリ五輪開催記念】フレンチポップといえばミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口づけ」
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