がん治療選択 50代半ばにして進行性の食道がんが発覚したジャーナリストの著者。地元のクリニックで紹介されるがままに、超有名大学病院に紹介され、病院長が担当医となり、手術に向けて抗がん剤治療に挑む。右も左も分からないまま入院をするが何か腑に落ちない。情報が足りない。がんの進行度も治療方針も、そして手術やその後の生活も情報が得られず、四苦八苦する。ジャーナリストの経験を生かして資料をを読み込み、取材を重ね、そして自分にぴったりの治療を導き出した。あなたや、あなたの大切な人ががんになった時、自分らしい治療を選択するための方法を、読者のみなさんと一緒に探っていきます。 バックナンバー一覧 元日経ビジネス記者でジャーナリスト歴30年の金田信一郎は2020年3月、突然ステージ3の食道癌に襲われた。紹介された東京大学医学部附属病院(東大病院)に入院し、癌手術の第一人者で病院長が主治医になったが、曖昧な治