「粉塵爆発って何で知った?」という話題はオタク同士だと盛り上がる――そんなツイートに、『マスターキートン』(浦沢直樹)や『戦場ロマン・シリーズ』(新谷かおる)など、知るきっかけとなった作品を挙げるリプライが続々と寄せられて本当に盛り上がっています。アクションものあるある「小麦粉で大逆転」のやつだ! 粉塵爆発とは、可燃性の粉塵が一定の濃度で空気中に浮遊した状態で、火花などに引火して爆発を起こす現象。炭鉱や工場など、閉所に微細な粉が舞う環境で発生することがあり、日本でも1899年の豊国炭鉱や、1963年の三井三池炭鉱のように、数百人の死者を出す大事故が起こっています。 1878年にアメリカのワッシュバーン製粉所で起きた、小麦粉による粉塵爆発を記すステレオグラフ。この事故では18人が死亡している(Wikipediaより) 粉塵爆発は環境さえととのえば、小麦粉や砂糖などの身近な素材でも発生します。