なぜかみんなを魅了する才能の持ち主 「タレント・ショー」というものがあります。一般人が何でもいいので“一芸”を披露する出し物イベントみたいなものです。歌、ダンス、寸劇、漫才、楽器、体技、詩…とにかくステージ上でできることなら何をしてもOK。そうやって自分の特技をアピールする場、それがタレント・ショーです。 日本にはこういう文化はあまり根付いていないと思うのですが(『NHKのど自慢』が一番それに近いかも)、アメリカではタレント・ショーは珍しくないようで、学校がやっていることもあれば、バーが場所を提供していたり、はたまた自治体が大掛かりな町のイベントとして実施していることもあります。映画やドラマを観ていてもタレント・ショーが普通に描かれていますよね。やっぱりアメリカン・ドリーム的な精神と親和性が高いのかな。 そのタレント・ショーがアメリカで爆発的に流行し始めたのは1980年代頃だそうで、テレビ