レイプ犯に復讐する映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンが、女性も性暴力に加担してきたと指摘した。(フロントロウ編集部) 女性の怒りを描く『プロミシング・ヤング・ウーマン』 レイプ犯に復讐する映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』が、今年度アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞にノミネートされ、大きな注目を集めている。 レイプというシリアスなテーマを扱っていながら作風はポップ、インディペンデント系作品であり、撮影は23日で終わらせたという作品が、超メジャー映画祭のアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞で多数ノミネートされたという事実には、エメラルド・フェネル監督の才能がどれだけ観客を圧倒したかと想像させる。 『プロミシング・ヤング・ウーマン』の主人公は、医学部を中退したキャシー。実家に戻り、カフェで働く彼女は、夜な夜なクラブへ出かけ、酔った彼女を家に連れ