“緑のローソン”ことローソンストア100に、ここのところ元気がない。最盛期の2012年には1224店だった店舗数は、現在685店舗(9月時点)と約半分に。特に今年2月と3月に閉店の勢いは増し、それぞれ22店、36店を閉じている。一体、何が起きているのか。 *** ローソンストア100は、2007年に株式会社ローソンが「SHOP99」の運営会社と業務提携したことにルーツを持つ。店内には看板通りの「100円」食料品や日用品ほか、100円を超える弁当や、分かりにくいパッケージが物議をかもしたローソンのPB総菜も並ぶ。これらに加え野菜や肉などの生鮮も販売されているのが、特長と言えるだろうか。 「新浪剛史さんがローソン代表を務めていた時は、『おにぎりのブランド化』『日本郵政との提携』そして『SHOP99の買収』が世間の注目を集めました。ただ、言ってしまえば、おにぎりの強化はバイヤーの仕事ですし、郵政