1987年を皮切りに4度もTVアニメ化され、2019年には20年ぶりとなる新作『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』が公開。北条 司によるアクション漫画『シティーハンター』は、長いあいだ根強い人気を誇ってきた。 そのフランス実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が11月29日に公開。フィリップ・ラショー演じる主人公・冴羽 獠の吹き替えを担当したのは、山寺宏一だ。 神谷 明が獠を演じないことに、衝撃を受けた人も多いだろう。当の山寺も「神谷さんが獠をやらないのは絶対におかしい!」と思ったという。TVアニメの収録現場の中心に立つ神谷をいつも間近で見てきた山寺だからこそ、プレッシャーは大きかった。 一方、神谷は誰よりも『シティーハンター』を愛するがゆえ、“冴羽 獠を委ねる”という決断を下した。「獠を託すなら“山ちゃん”以外にいない」──。 そんなふた