CA2069 – 動向レビュー:ニューロダイバーシティと図書館サービス―自閉スペクトラム症者の包摂と展望― / 下山佳那子 PDFファイル カレントアウェアネス No.361 2024年9月20日 CA2070 動向レビュー ラーニングコモンズの評価方法を考える 関西大学教育推進部:岩﨑千晶(いわさきちあき) 1. ラーニングコモンズの評価方法を考える際の前提 評価をする際は、その評価が誰の、何のためのものであるのかを考える必要がある。ラーニングコモンズ(LC)の場合は、学習者の協働的で、自律的な学びを支える目的で設置されることが多い。そのため本稿では、LCの評価の方法は「学習者の学びをより深める、より学べるようにする」という、学習者の学習活動の改善につながるという立場で評価方法を考える。形式的に決まった項目を確認するだけにとどまり「評価を行っているが、学習の改善につながらない」という評価