この項目では、電気機器と地面を線などでつなぐこと(アース)について説明しています。飛行機などが地面に接触することについては「着陸」をご覧ください。 接地(せっち)とは、電気機器の筐体・電線路の中性点・電子機器の基準電位配線などを電気伝導体で基準電位点に接続すること、またその基準電位点そのものを指す。本来は基準として大地を使用するため、この名称となっているが、基準として大地を使わない場合にも拡張して使用されている。接地は文字通り大地へ接続することであるが、電子基板のシャーシアースなどは実際には接地していない。 概要[編集] 接地には以下に示すように、目的の異なる複数の接地があり、その重要性や求められる性能も様々である。 保護接地[編集] 1897年10月6日、神田区錦町の牛肉店「ゑち勝」で15歳の雇女が電灯線に触れて感電死した。変圧器が風雨で劣化し高圧側(2000V)と低圧側が混触したためだ