任意売却は、多くの場合弁護士や司法書士や、任意売却専門の不動産業者に相談することで手続きが進んでいきます。 自力で任意売却を行うことも法律上は不可能ではありません。 ですが、債権者との交渉などは専門知識がないと難しいため、ほとんどの人が専門家に依頼して任意売却を行っているというのが実情です。 ここでは専門家に依頼して任意売却を行った時に、どのような流れで手続きが進んでいくのかを解説させていただきます。 なお、ここでは住宅ローンを銀行から借りた場合を想定して解説しますが、住宅金融支援機構からフラット35を借りた場合も基本的に同様です。 金融機関はどのような流れで返済を要求してくる? 住宅ローンの返済が滞ってしまうと、金融機関は最終的に担保となっている住宅を売却するという形で借金を回収しようとします。 期限の利益の喪失:銀行が返済を待ってくれるのは2ヶ月〜3ヶ月 通常、銀行が住宅ローンの返済を