人は痛いところがあると、自然とその痛む場所に手が行きますよね。 お腹が痛ければお腹に、頭が痛ければ頭に、足が痛ければ足にといった時もあれば、火傷をしたり怪我をしたりすれば、患部に手を当てます。 人が患部に手を当てるのは、理性というよりも本能的に身についていることであり、それは犬や猫などが傷口を舐めて治そうとする行為と本質的には同じです。 つまり手を当てるということそのものに 痛みを癒す力がある ことを本能的に知っているので、痛みを覚えた瞬間に反射的に手を当てるのです。 なので、病人を手当てするということは 痛みを抱える人の患部に手を当てて痛みを取る ということに由来しており、医師・看護師・救命救急士などの医療従事者が怪我した人を治療することだけを指している訳ではありません。 皆さんも幼い頃、転んで怪我をした時に、お父さんやお母さんが 「痛いの痛いの飛んでいけ」 ヽ(´Д`☆)トンデケ~!