江戸後期の伝奇小説「南総里見八犬伝」をもとにした8人のオリジナルキャラクター「八犬士」が現代の鳥取県倉吉市に現れ、市内各地の魅力を発信する観光PR用映像作品「倉吉八犬伝」の制作が進んでいる。ドラマ仕立てにして、見るだけで倉吉観光が楽しめるようにするという。26日から第1話がユーチューブで無料配信される。 一般社団法人倉吉観光MICE協会を中心に、倉吉市や倉吉商工会議所など倉吉の13団体と、東京のキャラクター制作会社エンバウンドの共同プロジェクト。 昨年11月にあった倉吉の活性化プランコンテストに、エンバウンド社代表取締役の橋本竜さんが講師で参加。市内中心部の寺・大岳院に南総里見八犬伝のモデルになったと言われる里見忠義公と殉死した家臣8人の墓所があるとして、全国に発信すれば倉吉のPRに生かせると指摘した。 同市は、官民が連携してポップカルチャーを活用したまちづくりを進めていることから、今回の