「MAJOR」単行本第46巻。夏の県大会準々決勝で、海堂高を相手に大けがを抱えながら投げ続ける茂野吾郎(左)を、聖秀学院高のチームメートが鼓舞する©満田拓也/小学館 代表的な野球漫画の一つ「MAJOR」。幼くして実の両親を亡くした主人公の茂野吾郎が、困難を乗り越えながら野球選手として成長し、その情熱でチームメートを突き動かしていく物語だ。現在は吾郎の長男・大吾が主人公の「MAJOR 2nd」が連載されている。 二つの漫画を描いた作者の満田拓也さん(58)の目に、現在の高校野球はどう映っているのか。18日開幕の第96回選抜高校野球大会を前に、作品に込めた思いや野球界の将来像などについてインタビューした。 3月18日に開幕するセンバツ。インタビュー連載です 大阪桐蔭・前田悠伍「あの時は青かった」 花巻東・佐々木麟太郎「自分の生き方を表現したい」 仙台育英・山田脩也「休み時間に歌った『若き血』」