内覧会では、何をどうチェックすればいいのか、という相談をときおり受ける。 内覧会の同行プロであっても、すでにほとんど完成してしまっているマンションの不具合を指摘・改善要望するにしても限度がある。 天井高さが設計と数センチも違っていたり、床が傾いていたりするようであれば、チェック以前の物件なので、もう手遅れ。 内覧会で必死になってチェックしなくて済むよう、信頼のおけるデベロッパーを選ぶことのほうがより重要だというのが筆者の答えだ。 豊富な実績を持つデベロッパーであれば、クレーム処理を多数手掛けてきているので、商品であるマンションにはかなりの改善が施されている。 実績が豊富なデベロッパーのマンションであれば、ババをつかまされることが少ない。 また、まともなデベロッパーであれば「1年点検」がある。1年間しっかり時間をかければ、たとえ建築の素人といえども、不具合は発見できるだろうから、そのときに申