並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 16 件 / 16件

新着順 人気順

医療倫理の検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 米国のオピオイド禍と日本への教訓/田中美穂 / 医療倫理学、児玉聡 / 倫理学 - SYNODOS

    オピオイドをはじめとする薬物の過剰摂取により、2016年1年間で6万4千人もの米国人が命を落とした――ドナルド・トランプ米大統領は、2018年1月末に行った一般教書演説でこう述べた(注1)。トランプ大統領は、薬物対策に断固たる姿勢で取り組むことを明言したが、彼はこれより前の2017年10月にも、公衆衛生に関する非常事態宣言を出してオピオイド問題に対処する必要性に言及していた(注2)(注3)。 米国ではいったい何が起きているのか。 日本ではあまり報道されていないが、米国ではオピオイドの過剰摂取が大きな社会問題となっている(注4)。2016年に死亡した米国の著名な歌手プリンスさんや、2017年に死亡した米国のロックミュージシャンのトム・ペティさんも、死因は鎮痛薬のフェンタニル、すなわちオピオイドの過剰摂取によるものであった(注5)(注6)。 なお、日本では昨今、他国の大麻使用(医療用・娯楽用)

      米国のオピオイド禍と日本への教訓/田中美穂 / 医療倫理学、児玉聡 / 倫理学 - SYNODOS
    • COVID-19の感染爆発時における人工呼吸器の配分を判断するプロセスについての提言|生命・医療倫理研究会

      この提言の趣旨 この提言は、医療資源の調達について最大限の努力を行政や病院に対して求めています。それにもかかわらずCOVID-19の急性期医療を担う病院の集中治療領域おいて人工呼吸器等の救命医療に必須の医療資源が不足、払底した場合の対応を提案したものです。 そのさい、あくまでも患者さんの意向を中心に考えるとともに、どうしても医療資源の配分を行うことが不可避な状況においては、救急医療・集中医療の分野で広く共有された重症度の指標を用いて恣意的にならないように検討することを求め、記録を適切に行うこと、適宜倫理支援を受けること等、差別のない、公正で透明性のあるプロセスの重要性を訴えています。 私たちは、各病院で指針を作成するときに参照していただくことを期待していますが、この提言が妥当なのかは、それぞれの病院の倫理委員会等で必ず検討をしてください。また、個々の病院としての決定には限界があると思われる

      • vogelsang7 on Twitter: "#科学哲学 #医療倫理 #インフォデミック #医療棄民 日本で科学哲学とか医療倫理とかを専門とする研究者って、今社会的に発言しないと永久に信頼を失うと思うんだが。 どんな心地でおられますか?"

        #科学哲学 #医療倫理 #インフォデミック #医療棄民 日本で科学哲学とか医療倫理とかを専門とする研究者って、今社会的に発言しないと永久に信頼を失うと思うんだが。 どんな心地でおられますか?

          vogelsang7 on Twitter: "#科学哲学 #医療倫理 #インフォデミック #医療棄民 日本で科学哲学とか医療倫理とかを専門とする研究者って、今社会的に発言しないと永久に信頼を失うと思うんだが。 どんな心地でおられますか?"
        • 日本医学教育学会・倫理プロフェッショナル委員会活動2013 生命医療倫理教育に有用な映画作品リスト

          監督、作品名、年代、国、「一言コメント」、および「特にお薦め:」(全編の鑑賞が強く推奨される作品) 関連リンク 日本語 allcinema 映画データベース検索サイト Yahoo!映画サイト amazonサイト DVD 英語 IMDbサイト INDEX 生命医療倫理総論 インフォームド・コンセント・病状告知 プライバシー 終末期医療 超高齢化社会と医療 生殖医療 医学研究 公衆衛生と差別・人権 高度先進医療(臓器移植を含む) 医療資源配分・医療制度 精神医学および性に関わる問題 医のプロフェッショナリズム その他 参考テキスト 論文(雑誌掲載) 1 生命医療倫理総論 フー・メイ監督『孔子の教え』(2009年、中国):『論語』の世界 メル・ブルックス監督『珍説世界史パート1』(1984年、米国):モーゼの十戒のエピソード ジェイソン・ライトマン監督『サンキ

          • 「75歳以上の延命は不要」 波紋呼んだ医療倫理学者が いま語る発言の真意

            A doctor and medical ethicist argues life after 75 is not worth living 「75歳以上の延命は不要」 波紋呼んだ医療倫理学者が いま語る発言の真意 オバマ政権の医療保険制度改革を主導した医師で医療倫理学者のエゼキエル・エマニュエルが5年前に発表したエッセイは、大きな反響を呼んだ。75歳以上の延命処置は拒否すると語るエマニュエル医師は、「高齢の米国人がよぼよぼの状態で長く生き過ぎている」と主張する。62歳になった現在、発言の真意を聞いた。 by Stephen S. Hall2019.08.26 214 58 17 14 2014年10月、エゼキエル・エマニュエルは、アトランティック(Atlantic)誌上で「私が75歳で死ぬことを望む理由(Why I Hope to Die at 75)」というタイトルのエッセイを発表した

              「75歳以上の延命は不要」 波紋呼んだ医療倫理学者が いま語る発言の真意
            • macska dot org � Blog Archive � 北米社会哲学学会報告4/「死ぬ義務」と「精子バンク」をめぐる医療倫理

              どんどん古い話になってしまってきているけど(学会あったの、もう2ヶ月以上前だよ)、あと少しなので北米社会哲学学会報告の続き。今回は生命倫理系の発表2つについて。具体的には、カリフォルニア教育大学ポモナ校の哲学部助教授 Michael Cholbi による「死ぬ義務」に関する考察と、アリゾナ州立大学哲学部の Shari Collins-Chobanian による「精子バンクの倫理」についての発表。 まずは「死ぬ義務」から。この「死ぬ義務」というのは重度の障害や病気によって快復の見込みがないまま周囲に負担をかけている人の権利と義務を巡って古くから議論されている問題だけれど、最近になって(といっても十年前だが)この議論を再燃させたのはテネシー大学の哲学者 John Hardwig が Hastings Center Report(生命倫理の専門誌)に寄稿した「死ぬ義務は存在するか?」という論文(

                macska dot org � Blog Archive � 北米社会哲学学会報告4/「死ぬ義務」と「精子バンク」をめぐる医療倫理
              • Center for Biomedical Ethics and Law (生命・医療倫理教育研究センター)

                この度、グローバルCOE(次世代型生命・医療倫理の教育研究拠点創成)が採択されました。それにともない、これまでのCBELは、UT-CBELとなり、本ホームページも近日中に更新されます。

                • 委員会活動 : プロフェッショナリズム・行動科学委員会 生命医療倫理教育に有用な映画作品リスト|一般社団法人 日本医学教育学会 - Japan Society for Medical Education

                  1 生命医療倫理総論 フー・メイ監督『孔子の教え』(2009年、中国):『論語』の世界 メル・ブルックス監督『珍説世界史パート1』(1984年、米国):モーゼの十戒のエピソード ジェイソン・ライトマン監督『サンキュー・スモーキング』(2005年、米国):議論の重要性(浅井) 中原俊監督『12人の優しい日本人』(1991年、日本):きわめて日本的な判決法 マイケル・ジョン・ウォーレン監督『レント』(2008年、米国):尊厳(dignity)とは何か(映画とブロードウエイ・ミュージカル版の翻訳の違い) バディ・バン・ホーン監督『ダーティハリー5 デスプール』(1988年、米国):死亡予想賭博と人間の尊厳 ブレット・ラトナー監督『Xメン ファイナル ディシジョン』(X-men The final stand、2006年、米国)、およびブライアン・シンガー監督『X-MEN1、2』 (2000、20

                  • 第7回 イスラームと医療倫理――医療機関における異性間身体接触の是非をめぐって | 宗教情報センター

                    もう10年以上も前になります。大学院でおこなう調査のフィールドとしてイラン・イスラーム共和国を選んだ私は、首都テヘランで語学学校に通っていました。私はもともと看護師で、臨床経験を経てから大学院に進みましたので、その時、すでに30歳を過ぎていました。そんな私にとって、イランで生活しペルシャ語を学ぶ毎日は、困難の連続でした。最初の3ヶ月間は、周囲の人が何を言っているのかまったくわからず、緊張と混乱の中で、必死にもがいていました。 そんなある日、日本で知り合ったイラン人女性の友人が、テヘランの一般的な病院に連れて行ってくれました。おかしな話ですが、いくつかの病院で働いていた当時の私にとって、「病院」は他のどこの場所よりも、馴染み深い、リラックスできる場所でした。病棟に入ると、言葉はよく理解できないのに、病院スタッフが何をやっているのかが手に取るようにわかります。異国の地で、はじめて手ごたえをもっ

                      第7回 イスラームと医療倫理――医療機関における異性間身体接触の是非をめぐって | 宗教情報センター
                    • Amazon.co.jp: 入門・医療倫理 (2): 稲葉一人 (著), 蔵田伸雄 (著), 児玉聡 (著), 堂囿俊彦 (著), 奈良雅俊 (著), 林芳紀 (著), 水野俊誠 (著), 山崎康仕 (著), 赤林朗 (編集): 本

                        Amazon.co.jp: 入門・医療倫理 (2): 稲葉一人 (著), 蔵田伸雄 (著), 児玉聡 (著), 堂囿俊彦 (著), 奈良雅俊 (著), 林芳紀 (著), 水野俊誠 (著), 山崎康仕 (著), 赤林朗 (編集): 本
                      • 生命・医療倫理学基礎資料

                        か 看護倫理 日本看護協会「看護倫理」 教育 ダリル・メイサー編「日本における高校での生命倫理教育」, ユウバイオス倫理研究会, 2000.(この他にも教育に関する情報多数あり。) 丸山マサ美, 井上仁, 大喜雅文「インターネット(WebCT)を利用した医療倫理学教育」, 『九州大学医学部保健学科紀要』, 2004年, 第4号, 81-84頁. 桂川純子「バイオエシックス教育」(ナージング・グラフィカ連載) 奈良県立橿原高等学校図書館「『生命倫理』に関する資料の探し方」 浅井篤, 板井孝壱郎, スリングスビーBT, 「医療系学生に対する生命倫理学教育と倫理的態度の不一致」, 『臨床倫理学』3, 80-89頁. 三重大学医学部 医学・医療教育開発推進センター医療倫理のページ 齋藤芳子「米国における大学院生向け研究倫理教育コースの設計」『名古屋高等教育研究』, 2008年, 第8号, 117-

                        • 医療倫理フリー・ゾーン(李啓充) | 2013年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

                          李 啓充 医師/作家(在ボストン) (3033号よりつづく) 6月12日,名著『患者の権利』で知られるボストン大学教授ジョージ・アナスが,『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(NEJM)』誌オンライン版に,「グアンタナモ・ベイは医療倫理フリー・ゾーンか?」と題する怒りの論説を寄稿した。医療倫理・患者の権利についての大家であるアナスは,いったい,何に怒ってこの論説を書いたのだろうか? 収容所における集団ハンストと強制的経管栄養 読者もよくご存じのように,米国が,グアンタナモ・ベイ海軍基地に,アフガニスタン・イラク等から強制連行したテロリスト被疑者用の収容所を開設したのは2002年のことだった。以後,同収容所に拘留される被疑者は,「(通常の犯罪者でもなく戦争捕虜でもない)不法敵性戦闘員(unlawful enemy combatant)」として,犯罪者に適用される米国内法および

                            医療倫理フリー・ゾーン(李啓充) | 2013年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
                          • 噛み合わせなら香川県 高松市 吉本歯科医院 総入れ歯 歯周病 インプラント 医療倫理 カーボン

                            なぜ、「噛み合わせ」から考えないとインプラントが成功しないのか? 歯周外科、インプラント治療、噛み合わせ治療、矯正治療をお受けになった金本様が吉本歯科医院を選ばれた理由とは。 また、歯科の治療で最も重要なのは、噛み合わせ(補綴)です。 それは、虫歯治療であれ、顎関節症の治療であれ、歯を美しく見せる審美歯科治療であれ、インプラント治療であれ原理原則は同じです。 専門用語で申しますと、咬合(こうごう)と呼ばれているものです。 吉本歯科医院ではお越しになられる患者さまに対して 「噛み合わせ(かみわせ)ということが、歯の治療においてはとっても大事なんですよ。」と、開業以来お伝えしております。 しかしこの「噛み合わせ(かみあわせ)ということが、最も歯の治療に大事だ」ということに全く気がついていない、そして噛み合わせを全く無視し、歯科治療の際に安易に歯を削ったり・・・・というのが通常の歯科医院では行な

                            • 医療倫理学入門 -あなたの判断は?- ≫ 基礎編 医療倫理学エッセンス

                              日本語における「倫理」とは、人間模様とか世間風景という、広く弾力的な意味を持っています。狭義には「人と人がかかわりあう場でのふさわしいふるまい方」、「仲間の間で守るべき秩序」…。つまり、社会における人間関係のなかに求められる規則、規範、秩序といった意味合いとなります。 この倫理に関する考察を重ねていく学問が「倫理学」です。倫理学が学問として成立するためには、論理の一貫性があること、知識・見識として一定のまとまりを持っていること(体系性)が必要です。 「生命の誕生とは出産か、それとも受精か」「脳は生きているのに、心臓が止まれば死?」「クローン技術は医学の進歩か、神への冒涜か」等々、医療が飛躍的な進歩、高度化を遂げ続けているなか、今ほど医療に「倫理」が問われたことがあったでしょうか。 また、「患者さんの権利」や「インフォームド・コンセント」に対する意識が高まる医療現場では、常に倫理的問題が潜ん

                                医療倫理学入門 -あなたの判断は?- ≫ 基礎編 医療倫理学エッセンス
                              • UT-CBEL 東京大学 生命・医療倫理教育研究センター - CBELフォーラム〜東日本大震災

                                「災害論序説」加藤尚武(京都大学名誉教授)* その1、原子力発電の事故について その2、原子力発電事故とリスクコミュニケーション その3、復興論 災害からの立て直しについて *千葉大学教授、京都大学教授、鳥取環境大学学長、東京大学特任教授等歴任。京都大学名誉教授。生命倫理学・環境倫理学を中心に応用倫理学に関する多数の著作を出版。 災害論序説――その1、原子力発電の事故について 災害について論じた哲学的な著作は、リスボンの地震(1755.11.1)を論じたカントの啓蒙的な三論文『地震論』(1756)等、『オプティミズム試論』(1759)とヴォルテールの小説(バーンスタインのオペラの原作)『カンディード』(1758)が代表的なもので、カミュ『ペスト』(1947)をそこに加えたとしてもきわめて少ない。カミュ『ペスト』から鈴木牧之『北越雪譜』(1842)の冷静・沈着の精神的態度を思いおこしてもいい

                                • Amazon.co.jp: 延命医療と臨床現場―人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学: 薫子,会田: 本

                                    Amazon.co.jp: 延命医療と臨床現場―人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学: 薫子,会田: 本
                                  1