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古事記の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 古事記に親しむ改 邪馬台への行程【その8】~投馬国は出雲ではない~

    改稿:2683年[R05]02月01日WED 初稿:2681年[R03]11月27日SAT 「邪馬台への行程【その7】」よりつづき。投馬国の官名 投馬国と邪馬台国についての方角と距離の問題は前回までを読まれたし。他に投馬国にかんする情報としてその官を「弥々」といい副を「弥々那利」というとある。 魏志倭人伝によると倭国の国々にはそれぞれを治める「官」(長官、知事)と「副」(次官、副知事)がいたという。一覧にすると以下の如し。 対馬国……官「卑狗」 副「卑奴母離」 一支国……官「卑狗」 副「卑奴母離」 末盧国……(記載なし) 伊都国……官「爾支」 副「泄謨觚」「柄渠觚」 奴国………官「兕馬觚」副「卑奴母離」 不弥国……官「多模」 副「卑奴母離」 投馬国……官「弥々」 副「弥々那利」 邪馬台国…官「伊支馬」次「弥馬升」次「弥馬獲支」次「奴佳鞮」 狗奴国……官「狗古智卑狗」 (※「弥々」「弥々那利

    • 『古事記』[序文]「古事記の企画」口語訳と解説 稗田阿礼について

      飛鳥の清原大宮で日本を御統治された天武天皇の御世になりました。 (天智天皇崩御から壬申の乱まで) (その過程を述べると)吉野に引き篭もった大海人皇子は皇太子ながら、天に昇る前の水中の龍のような徳をお持ちで、しきりに轟く雷のように即位の時機が到来してその徳を発揮されようとしていました。 夢の中(神の声を聞くために床に入る儀式)で聞かれた神託の歌を聴き、夜の川に行って(道教的な)占いをしたところ黒雲の広がるのを見て、やがて(ご自分が)皇位を継承されることを予知されたのです。 しかし天命の時が到来しないので、(大海人)皇子は皇太子の地位を去って、蝉が殻を脱ぐようにお召し物を脱いで法衣に着替え、出家のために吉野山に籠もり皇位を望まない立場を示しました。 (その後)天運と兵が備わったので東国に虎のように勇ましく進出されることになりました。 大海人皇子は素早く輿(コシ)を進めて、山を越え川を渡り、その

        『古事記』[序文]「古事記の企画」口語訳と解説 稗田阿礼について
      • 古事記速報!ようつべ版!

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        • 新しい詩「天の川、愛の古事記」をホームページに公開しました。 - 海にゆれる 高畑耕治

          ホームページ「愛のうたの絵ほん」に新しい詩作品を公開しました。 詩 「天の川、愛の古事記」 (長詩) ☆ 詩集です。 詩集「純心花」(じゅんしんか) 最新詩集。内容 : 純心音(短詩)、愛(間奏曲)、純粋花(長詩)。 言葉が織りあげる音楽。絵画。詩宇宙。全416作品収録。 絵・渡邉裕美 出版社 ‏ : イーフェニックス 発売日 ‏ : 2022/3/11 単行本 ‏ : 304ページ ISBN-13 ‏ : 978-4908112539 インターネット、書店、図書館

          • 『古事記』[序文] 「過去の回顧」口語訳と解説 序文は偽書か

            (元明天皇の臣下の)安萬侶でございます。 そもそも、宇宙の初めの混沌としていてまだ生成力も形も現われなかった頃のことは、名付けようもなく、動きもなく、誰もその形状を知るものはありませんでした。 しかしながら、天と地とが初めて分かれるとアメノミナカヌシ、タカミムスビ、カミムスビの三神が、万物創造の最初の天神となり、また陰と陽の二つの気に分かれると、イザナギ、イザナミの二神が万物を生み出す祖神となりました。 イザナミ像 「花の窟神社」(三重県熊野市) イザナギは、黄泉国を訪れて現世に帰り、禊ぎをして目を洗うときに日(アマテラス)と月(ツクヨミ)の神が現われ、海水に浮き沈みして身を洗うと、多くの神々が出現したのです。 天地万物の発生する以前のことは不明な点が多いのですが、神代からの古伝承によって、神が国土を生み島々を生んだ際のことを知ることができます。 正しく知るところで、天の石屋戸の神事で、賢

              『古事記』[序文] 「過去の回顧」口語訳と解説 序文は偽書か
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