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古橋悌二の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから

    奥からダムタイプ《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》(2018)と《pH》(2018)。「ダムタイプ|アクション+リフレクション」(2019、東京都現代美術館)展示風景より Photo by Nobutada Omote ダムタイプには「信頼」がある長谷川 ダムタイプはパフォーマンスのグループとして1984年に始まり、アート、音楽、演劇など広範に影響を与えながらやってきたひとつの活動体=コレクティヴですが、パフォーマンス中心だとなかなか展覧会にはしにくかったと思うんですね。 それを昨年、フランスのポンピドゥー・センター・メッスで、インスタレーションを中心にした新作を加えた展覧会をやったら、7万8000人のお客様がいらして、(キュレーションをした)私が驚きました。シックなんだけどとても刺激的な展覧会ということで、フランスの観客には本質をちゃんと見ていただいたかなと思っていま

      長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから
    • TABユーザーと編集部が選ぶ2019年の展覧会ベスト10

      Tokyo Art Beatで1年間に紹介した約5000件の展覧会・イベント情報の中からもっとも注目を集めた展覧会トップ10を紹介。 Tokyo Art Beatが2019年に公開した展覧会・イベント数は約5000件。それらすべての情報をチェックできるTABアプリのクリップ機能「行った」「行きたい」の総数=票数とし、TABユーザの関心度がもっとも高かった展覧会ベスト10を紹介する。 「塩田千春展:魂がふるえる」の会場風景Photo: Xin Tahara 1位:「塩田千春展:魂がふるえる」(森美術館、6月20日〜10月27日) ベルリンを拠点に国内外で作品を発表してきた塩田千春の過去最大規模の個展が堂々の1位に。SNSやテレビなどでも連日のように取り上げられ、会期130日間で総入館者数が66万6271人(六本木ヒルズ展望台 東京シティビューとの共通チケット)を記録したことも話題となった。

        TABユーザーと編集部が選ぶ2019年の展覧会ベスト10
      • 【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その6/6 | 花形文化通信

        【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その6/6 2020.08.22 interview シモーヌ深雪, ドラァグクイーン, LGBTQ+コミュニティ, ゲイエロティックアート シャンソン歌手デビューの頃の話に始まって、まもなく30周年を迎える「DIAMONDS ARE FOREVER」、シモーヌさんが心惹かれるもの、社会活動のことなど、これまで5回にわたってたっぷりとお話いただきました。インタビュー最終回は、紙媒体とウェブ、LGBTQ+コミュニティについての見解など、シモーヌさんの「時代への意見」で締めくくります。(丸黄うりほ) 紙媒体とウェブは、蓄積するものが違う シモーヌ深雪さん(以下、シモーヌ) 『花形文化通信』は、90年代の関西を代表するフリーペーパーでしたね。他にもフリーペーパーやミニコミがたくさんありました。メジャーどころでは、hi-cArat(は

          【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その6/6 | 花形文化通信
        • 『チェチェンへようこそ』の監督が語る、ウクライナのLGBTQの未来 | ゲイのための総合情報サイト g-lad xx(グラァド)

          世界がロシアの侵略を恐怖をもって注視しつづけているときに、一つの問いが西洋のLGBTQ活動家の脳裏に浮かび続けています。それは「(ウクライナの)LGBTQはどうなるのか?」ということです。プーチンは長年、ロシアのLGBTQコミュニティを抑圧し続けてきました。公然の侮辱や投獄から暴徒の扇動まで…。ゲイのドキュメンタリー作家、デヴィッド・フランスは『チェチェンへようこそ』において、共和国とは名ばかりのロシアのチェチェンにおけるLGBTQ弾圧をつまびらかにしました。ウクライナもチェチェンと同じ運命をたどるのでしょうか…? このような観点から、米国のLGBTQメディア『QUEERTY』は3月21日、デヴィッド・フランス監督へのインタビューを公開しました。監督はプーチンのLGBTQへの全面的な宣戦布告のことだけでなく、同じ抑圧の力が米国にもはたらいていること、民主主義を守ることがLGBTQの未来の唯

          • 「ダムタイプ|アクション+リフレクション」関連プログラム<br/>浅田彰×坂本龍一×高谷史郎 スペシャルトーク(記録) | スタッフブログ

            2019年12月21日に東京都現代美術館で開催された「ダムタイプ|アクション+リフレクション」関連プログラム 浅田彰×坂本龍一×高谷史郎 スペシャルトークの記録です。 【長谷川】 私は、今回「ダムタイプ|アクション+リフレクション」のキュレーションをしました、長谷川と申します。展覧会を見ていただいた後で、今日はダムタイプについて三人の重要な方たちにお話を頂きますが、まずこの展覧会が、どういう経過で成立したかということをお話ししたいと思います。 ダムタイプは35年間、いわゆるコレクティヴ―マルチメディア・パフォーマンス・グループとして京都で生まれ、そしていろいろメンバーが交代しながら展開してきたグループです。タイトルの「アクション+リフレクション」という言葉にもありますように、その時の時代時代に対して色々な革新的な視点を持ちながら、それを身体とメディアの新しい関係を絶えず更新しながら、それに

              「ダムタイプ|アクション+リフレクション」関連プログラム<br/>浅田彰×坂本龍一×高谷史郎 スペシャルトーク(記録) | スタッフブログ
            • 第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、日本館出品作家はダムタイプに。史上初、選考委員会が作家を直接選定

              第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、日本館出品作家はダムタイプに。史上初、選考委員会が作家を直接選定国際交流基金は、2021年に予定されている第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館出品作家を発表。ダムタイプが選ばれた(ビエンナーレは新型コロナの影響で22年に延期)。 Dumb Type TRACE/REACT Ⅱ 2020 「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展示風景(2020、東京都現代美術館) 撮影=福永一夫 2020年5月19日追記:ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展は新型コロナウイルスの影響で2022年に延期となった 国際交流基金は、2021年5月から11月にかけてイタリア・ヴェネチアで開催される「第59回ヴェネチア・ビエンナ ーレ国際美術展」の日本館代表作家をダムタイプに決定した。 ダムタイプは1984年に結成。当時、京都市立芸術大学の学生だった古橋悌二

                第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、日本館出品作家はダムタイプに。史上初、選考委員会が作家を直接選定
              • 特殊音楽の世界34「磔磔のこと」 - SMASHWEST.COM

                特殊音楽の世界34「磔磔のこと」 2020.09.01 KYOTO 先日、東京ローカルの深夜「磔磔というライヴハウスの話」というドキュメンタリーが放映されました。TVerでも8月末まで無料公開されていました。 磔磔に関して今更説明は不要だと思います。 そのドキュメンタリーはロックやロックンロール中心の磔磔の歴史が描かれていました。よくできたドキュメンタリーだと思いましたが、あの映像だけでは捉えきれてない磔磔の懐の深さがあるんです。磔磔がなければ関西において過去の特殊音楽の公演は殆どできなかったでしょう。 今回はそのことについて書こうと思います。 まず、個人的なことで申し訳ないですが初めて磔磔に行った時のことを。 初めて行ったのは75,6年の頃ですね。観に行ったのはライヴではなくて維新派(当時は日本維新派)の公演でした。 舞台にプールを作りそこに泥と水を入れ役者がその泥水にまみれ、観客に向か

                  特殊音楽の世界34「磔磔のこと」 - SMASHWEST.COM
                • DUMB TYPEパフォーマンス作品連続上映会(トークイベント抄録をアップしました!) - 御茶ノ水RITTOR BASE

                  DUMB TYPEパフォーマンス作品連続上映会「トークイベント」抄録 東京都現代美術館にて開催された「ダムタイプ|アクション+リフレクション」と連動し、2019年11月25日から12月1日まで御茶ノ水Rittor Baseで行った「ダムタイプ パフォーマンス作品連続上映会」。各日の最終回には作品のクリエイションにかかわったメンバーをお招きしてトークイベントを開催しました。その抄録を掲載します。 Day 1 -「036-Pleasure Life」 after talk with 山中透 (2019年11月25日) ●古橋悌二との出会いとダムタイプへの参加 ──「036-Pleasure Life」の話に入る前にお伺いしたいのですが、山中さんは“ダムタイプの創設メンバー”という言い方をしていいのでしょうか? 山中 そうですね。ダムタイプは元々は京都芸大(京都市立芸術大学)の学生を中心に結成さ

                    DUMB TYPEパフォーマンス作品連続上映会(トークイベント抄録をアップしました!) - 御茶ノ水RITTOR BASE
                  • ダムタイプの代表作『S/N』、5月9日までオンラインで世界初配信中

                    古橋悌二とニューヨークの時間にフォーカスする「“LIFE WITH VIRUS”:Teiji Furuhashi in New York」の一環として上映 ダムタイプの代表作『S/N』の記録映像が世界初配信されている。配信期間は4月26日〜5月9日。 ダムタイプは1984年、京都市立芸術大学の演劇サークルから派生したアーティストグループ。ダンス、演劇、映像、サウンドアート、建築、出版、メディアアートなどを複合的に応用し、インスタレーションや舞台作品を多く手がけてきた。2019年、東京都現代美術館で展覧会「ダムタイプ|アクション+リフレクション」が行われたことも記憶に新しい。 そんなダムタイプの中心的メンバーだったのが、1995年にHIV感染による敗血症のため死去した古橋悌二。『S/N』は、古橋がダムタイプのメンバーや友人らに自身のセクシュアリティとHIV陽性であることを手紙で初めて伝え、そ

                      ダムタイプの代表作『S/N』、5月9日までオンラインで世界初配信中
                    • インパクション総目次

                      インパクション No.1 ~ No.100 一九七九年   一号~三号 1号 一九七九年七月一日 特集・第三世界と日本 「第三世界」と経済理論――新しいパラダイムを求めて 湯浅赳男 19 パレスチナとイラン 広河隆一 28 「タイ解放区」報告 芝生瑞和 41 日本資本主義とラテンアメリカ――インシンカ事件とブラジルの場合 北沢洋子 64 ニカラグア革命と中米の政情 井上真 80 ファノンとカブラル           ロバート・ブラッキイ 阿里浩平(訳) 107 第三世界研究の動向 原田金一郎 127 第三世界関係定期刊行物案内 137 連載 宇野経済学への視角 第1回 廣松渉 138 運動情報 アヘンよりも恐ろしいもの――三里塚闘争の敵とは誰か? 戸村一作 1 破防法裁判の現段階 浅田光輝 4 『無差別ガサ』時代への突入 山中幸男 7 反原子力運動への提言 井上澄夫 9 パレスチナ訪問団

                      • 【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その1/6 | 花形文化通信

                        【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その1/6 2020.07.17 interview > music > stage シャンソン, シモーヌ深雪, ドラァグクイーン シャンソン歌手であり、日本を代表するドラァグクイーンとして「西の女帝」と呼ばれることもあるシモーヌ深雪(ふかゆき)さん。とくに、京都のクラブMETROで毎月開催されている「DIAMONDS ARE FOREVER」のオーガナイザーおよび出演者としての活動は有名で、2018年に六本木・森美術館の協力による「DIAMONDS ARE FOREVER TOKYO」や、初のオンライン配信「DIAMOND SHOW」などは記憶に新しいところです。そんなシモーヌさんと聞き手の丸黄うりほは80年代からの知り合い。また、90年代にはフリーペーパー『花形文化通信』で嶽本野ばら氏がインタビューしていたり、アジアのア

                          【インタビュー】シモーヌ深雪 シャンソン歌手/ドラァグクイーン その1/6 | 花形文化通信
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