高校までは一度も学校をサボらなかった。サボってみたかった。 過去の高校時代なんて今や他人事だから、学校サボるってなんかエモーショナルな体験だよな〜〜 「サボり」の実績解除をしときたかったけどもう取り返しがつかないぜ〜〜 くらいの感傷なのかもしれない。 それでも時々、そういう青春のテンプレート的勲章への未練ではなく、その時その瞬間に抱く感情ってどんなものだったんだろうなって思う。 高校まで、青春のエモーションとかそういうのが嫌いだった。青春とか口にする大人が大嫌いだった。 過ぎ去った時間への感傷を、今まさにその瞬間を生きている他人に向けて気持ちよくなってんじゃねえよゴミカス。テメーの後悔も懐古もテメーで抱えてろ。って思ってた。 もし自分がそうなってしまったら死んでくれと今のおれに呪詛を送っていたけど、受け止められなかったな。すまんこ。でもお前のせいで色々損もしてるからな。 まあそれも含めて、