1月30日、HSK日本事務局から湖北省へ寄贈する支援物資。(重慶=新華社配信/HSK日本事務局提供) 【新華社重慶2月2日】「山川異域 風月同天」(別の場所に暮らしていても、自然の風物はつながっている)という漢字8文字が1月31日、中国の交流サイト新浪微博(ウェイボー)で絶賛を浴びた。 同日午後、「扎宝」というユーザーが微博に「中国語資格HSKの日本事務局から湖北省への支援物資はマスク2万枚と赤外線体温計。『山川異域、風月同天』と書かれたラベルに感動」と発信した。中国・唐代の高僧、鑑真和上の伝記「唐大和上東征伝」によると、日本の長屋王が唐に送った千着の袈裟(けさ)に「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」と刺しゅうされていた。これに心を動かされた鑑真和上が、日本行きを決意したという。 2月1日午前11時現在、新浪微博には31万5千の「いいね」と7千件を超えるコメントが付けられている。 新