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塗仏の宴の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 「塗仏の宴 宴の始末」 京極夏彦 京極堂自身の事件【暖淡堂の書棚】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 「塗仏の宴 宴の始末」 読み終えました。 京極夏彦さんの作品です。 講談社ノベルズで、1998年9月20日に第一刷発行となっています。 「塗仏の宴 宴の支度」とほぼ同じサイズ。 ほぼ同じ重量感です。 このくらいの厚みがあると、護身用にも使えるかもしれません。 使い方によっては凶器にもできそうです。 枕であれば、すぐそのまま使えます。 「宴の支度」で準備されたもの以上の展開があります。 まったく別の出来事なのに、なぜかつながっているように思える、そのつながりの理由が明らかにされます。 また、過去の事件も関係しているように思えてくる。 それを理解するためのキーワードが「家族」と「京極堂自身」。 この巻の後半では、「京極堂一派」が事件の中心を目掛けて進軍します。 無敵のその姿に、ワクワクします。 そして、最後に、事件の背後にいた人物と対峙し、一連の出来事を解体します。

      「塗仏の宴 宴の始末」 京極夏彦 京極堂自身の事件【暖淡堂の書棚】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    • 「塗仏の宴 宴の支度」 京極夏彦 【暖淡堂の書棚】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

      こんにちは、暖淡堂です。 京極祭を極私的に楽しんでいます。 読んだものをすぐに忘れてしまうので、エンドレスに続けられそうです。 老後につながる楽しみになっています。 で、最近読み終えたのが 「塗仏の宴 宴の支度」 京極夏彦さんの作品です。 講談社ノベルズで、1998年3月30日に第一刷発行となっています。 塗仏の宴 宴の支度 この本も厚い。そして重たい。 もし「塗仏の宴 宴の始末」と合わせて一冊になっていたら、オーバーな言い方ではなく、建材のレンガなみ。 これを通勤電車の中で、片手で吊り革につかまり、もう片手で読むとすると、結構な筋トレになります。 昨年、腱鞘炎をやっているので、要注意ではあります。 それでも、ついつい読み続けてしまうくらいに面白い作品です。 中程から引用します。 「ですから、この世には不思議なことなど何もないとーーそういうことですよ旦那」 京極堂は振り向きもせずにそう云っ

        「塗仏の宴 宴の支度」 京極夏彦 【暖淡堂の書棚】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
      • 『塗仏の宴 宴の始末』ネタバレ・考察・人物相関 - 夜ふかし閑談

        こんばんは、紫栞です。 今回は京極夏彦さんの『塗仏の宴 宴の始末』をご紹介。 『塗仏の宴 宴の始末』は【百鬼夜行シリーズ】の七作目。 www.yofukasikanndann.pink 『塗仏の宴』は二部作構成。シリーズ六作目の『塗仏の宴 宴の支度』が上巻で、今作『塗仏の宴 宴の始末』はその下巻となります。 ※前作の「支度」についての詳細はこちら↓ www.yofukasikanndann.pink 以下、「支度」について壮大にネタバレしていますので、「支度」を未読の方は必ず「支度」を読んでからお進み下さい。 文庫版 塗仏の宴 宴の始末 posted with ヨメレバ 京極 夏彦 講談社 2003年10月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す あらすじ 世界が――少しずつ歪み始めた。 蓮台寺温泉で起こった裸女殺人事件。被害者は三ヶ月前の事件で一族のほとんどが死に絶え

          『塗仏の宴 宴の始末』ネタバレ・考察・人物相関 - 夜ふかし閑談
        • 塗仏の宴 宴の支度(小説) - アニヲタWiki(仮)

          『ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく』京極夏彦の小説作品。 「妖怪シリーズ」の第六作にして、第七作『塗仏の宴 宴の始末』と併せた前後編の前編に当たる作品である。 これまでは、書き下ろしと云う体裁で描かれた同シリーズとしては初めて幾編かの雑誌掲載を経て刊行されており、 98年に加筆、書き下ろしを加えた新書版が「講談社ノベルス」から発売。 現在は文庫版も存在する。 シリーズとしては初となる一冊では完結しない(如何なるページ数を使おうとも)、前後編と云うスタイルを執っているのみならず、 前作『絡新婦の理』で最高潮を迎えたと云って良い「京極堂」の世界観を、作者自身が一度“破壊”してしまおうとしているかの様な内容となっているのが特徴。 各々が重なり合い乍らも、別の起点を持つ六つの物語により構成されている。

            塗仏の宴 宴の支度(小説) - アニヲタWiki(仮)
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