生成AIをPC本体に組み込んで性能を向上させたAI内蔵PC(AI PC) が今後、普及していきそうだ。日本マイクロソフトは先頭を切って日本市場にAI機能を付けた「Copilot+ PC」を投入。個人向けには6月に発売し、家電量販店や各社オンラインストアで販売している。 法人向け「Copilot+ PC」はOEM各社によってコンディションは異なるものの、「Surface」の法人モデルは9月10日から出荷するという。この他のPCベンダーも同様のAI PCを投入してくる見通しで、AI PCの競争が激化しそうだ。 「DXフォーラム2024 パーソナルAIの未来」で講演した日本マイクロソフト業務執行役員 デバイスパートナーセールス事業本部 事業本部長の佐藤久氏(以下MM総研の提供写真) これまでのPCではインターネットにつないで、クラウド上にあるAIを使っていた。だがAI PCでは、本体にAIを内蔵