大河「豊臣兄弟！」の主人公・秀長 市役所に「ドラマ係」が新設された大和郡山の熱狂度
令和８年のＮＨＫ大河ドラマ「豊臣兄弟！」の放映が決まり、豊臣秀吉の弟で主人公・秀長が統治した地、奈良県大和郡山市が盛り上がりを見せている。今年度から市役所に特別部署を設置し、秀長に関する情報発信を強化。秀長時代に築かれた城跡や町割りなどが今も残る市は、ドラマを機に多くの観光客を呼び込みたい考えだ。 官民でＰＲ「まさか実現するとは思わなかった…」 放映決定を受け、上田清市長は思わず感激の言葉をもらした。郡山城の城主を務め、大和郡山の基礎を築いた地元の偉人ながら、あくまで世間の秀長に対するイメージは、秀吉の天下統一を支えた「名脇役」。いわゆる王道の主人公からはほど遠かっただけに、喜びもひとしおだ。 奈良県大和郡山市企画政策課に新たに設置された「大河ドラマ２０２６係」市はドラマ放映に乗じてまちを盛り上げようと、企画政策課内に新たな部署「大河ドラマ２０２６係」を設置。ドラマを活用したまちづくりやイ
