胃がん・大腸がんは、がんの中でも早期であれば感知しやすいことで知られています ただ、いずれも初期には症状がほとんど見られず、検診や人間ドックなどで見つかるケースが多いようです 胃がんは、どのような病気? 胃がん・大腸がんの危険因子を知り、リスクを避ける生活を心がけるとともに、定期的に「がん健診」を受信し、早期発見に努めましょう。 胃がんとは? 胃の内側にある粘膜に発生するがんを言います 患者数はがんの中で男性が第1位、女性は第3位を占めています 肺・大腸に次いで死亡数の多いがんです 胃がんの主な原因は、「ピロリ菌」の感染 胃がんの危険因子には、塩分の過剰摂取、野菜や果物の摂取不足、喫煙などが指摘されています 近年は胃の粘膜に住みつく「ヘリコバクター・ピロリ(以下ピロリ菌)」が胃がんと密接な関係にあることがわかってきました ピロリ菌の感染が長期間持続すると、胃粘膜の萎縮が進行し、慢性的な胃炎