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嫉妬の炎の検索結果1 - 1 件 / 1件

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嫉妬の炎に関するエントリは1件あります。 人気エントリには 『嫉妬を炎のように燃え上がらせた作家 上村松園 - そして男は時計を捨てた・・・』があります。
  • 嫉妬を炎のように燃え上がらせた作家 上村松園 - そして男は時計を捨てた・・・

    東京国立博物館が所蔵する日本画「焔」(1918年)は、女性として初めて文化勲章を受章した上村松園が、有名な源氏物語を題材にして、嫉妬をまるで炎のように燃え上がらせ生き霊となってしまった女性の姿を描いた作品です。 近代美人画の第一人者とされる上村松園は、京都市で生まれ、明治から昭和にかけて活躍しました。気品の高い美人画を得意とした松園の絵の中でも、「焔」は異色の作品といえます。 髪の端を噛んで振り返る青白い顔は、嫉妬に翻弄される様を表現し、白地の着物に描かれた藤の花に絡んだ大きなクモの巣は、執念深い怨念をまるで不気味に暗示させているよう。 松園自身ですら、「数多い絵のうち、たった1枚の凄艶な絵」と語っているほどです。 当時、私生活のトラブルなどでスランプからなかなか抜け出せずにいた松園は、現状打開の策として「嫉妬」という心の内をテ-マとして選び出し、苦しみを作品にぶつけたのです。この異色作「

      嫉妬を炎のように燃え上がらせた作家 上村松園 - そして男は時計を捨てた・・・
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