誕生石は源頼朝に愛された丹後局(たんごのつぼね)が北条政子に殺害されそうになった時に、逃げてこの住吉のあたりで産気づいてしまい、大きな石を抱いて男児を出産。 その男児こそが薩摩島津家の始祖となる島津忠久公であったことから、島津家発祥の地とされ、また逆境にも男児が生まれた地・石として誕生石として祀られています。 誕生石と言うとパワーストーンを思い浮かべますが、ここ住吉大社の誕生石は島津家の発祥となる男児が生まれた石で「誕生石」なんですね。 住吉大社では安産祈願のご祈祷の後、誕生石の柵の中の小石を拾って腹帯に挟んでお守りとする風習があり、私が訪れた際も妊婦さんがちょうど参拝されていました。 住吉大社の美しい反橋 住吉大社のシンボルとも言えるのが、参道を真っすぐ進んだ先にある「反橋(そりばし)」✨ 朱色の太鼓橋で長さが約20m、高さは3.6mもあり、この反橋を渡るだけでお祓いになるとも言われてい