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宮崎駿の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 「オタクのアニメ語り」はなぜ空洞化してしまうのか?──氷川竜介『日本アニメの革新』を読む|ンジャメナ

    2023年3月10日、アニメ評論家・氷川竜介の新著『日本アニメの革新』(角川新書)が発売された。さっそく買って読んだのだが、いろいろ言いたいことが生まれたので、以下本文を解釈しながらいろいろ書いていく。 『日本アニメの革新』(角川新書)表紙 まずは著者について説明しよう。氷川は、アニメ評論家であり、(文章を読むタイプの)アニメ(や特撮の)ファンなら誰もが知るベテランライターの一人でもある。 1958年生まれで、日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』をリアルタイムで観た。77年、大学在学中に雑誌『月刊OUT』の「宇宙戦艦ヤマト特集」でデビューした。この特集は子ども雑誌以外で「アニメ」をメインに扱った最初期のものだ。また、当時は『宇宙戦艦ヤマト』ファンクラブの会長を務め、日本初のアニメ評論本とされる『アニメ大好き!──ヤマトからガンダムへ』(徳間書店)にも寄稿していた。氷川は、アニメライターという

      「オタクのアニメ語り」はなぜ空洞化してしまうのか?──氷川竜介『日本アニメの革新』を読む|ンジャメナ
    • 鳥山明が描く「スライム」はなぜ魅力的なのか? 「愛嬌」と「怖さ」が両立するモンスターデザインという偉業【追悼・鳥山明】

      2024年3月1日、漫画家の鳥山明が亡くなった。 こうやって言葉にしてみても未だにピンとこない。鳥山明がいない現実というものを私は未だに上手く受け入れられていない。 鳥山明は亡くなる直前まで「現役」だった。『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』という特大級のヒット作を二つも世に送り出し、アニメ化もされたそれらは世界中で愛された。 特に『ドラゴンボール』は、2015年よりVジャンプ誌上にて、『ドラゴンボール超』が連載開始され、鳥山明自身が作画こそしないものの(漫画家のとよたろうが作画を担当)、原作という形で関わっており、2015年から2018年にかけてテレビアニメ化もされていた。 (画像はドラゴンボール超 1 (ジャンプコミックス) | とよたろう, 鳥山 明 |本 | 通販 | Amazonより)映画においては2013年に初めて鳥山明が脚本段階から大きくかかわる形で制作された『ドラゴンボー

        鳥山明が描く「スライム」はなぜ魅力的なのか? 「愛嬌」と「怖さ」が両立するモンスターデザインという偉業【追悼・鳥山明】
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